ひな祭りの定番メニューといえばちらし寿司ですが、それにあわせたおかずをどうするか悩みますよね。春らしい明るい色合いで、ひな祭りの雰囲気を出してくれるメニューを集めてみました。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

3月3日のひな祭りは女の子の節句ということもあり、華やかで可愛らしいごはんでお祝いしたくなりますよね。定番といえば、ちらし寿司にはまぐりのお吸い物(潮汁)、菱餅やひなあられを食べたりもします。

ほかにも菜の花やたけのこといった春らしい季節感のある食材や、えびや蓮根、はまぐりなど縁起を担ぐ食材を使ったり、菱餅カラーの色合いに仕上げたりすればひな祭りらしいメニューになります。

ちらし寿司が主役になることも多いので、あわせて食べたいオススメレシピを今回はご紹介します。今年のひな祭りの献立を考えるときに、参考にしてみてください。

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ひな祭りカナッペ

クラッカーにチーズや野菜などを盛りつけるカナッペは、簡単に彩りデコができる一品です。チーズで作ったお内裏様やお雛様をのせたり、華やかに見えるえびや生ハムをのせたりすれば、ひな祭りらしいカナッペが完成♪

材料

(お内裏様&お雛様)

・ベビーチーズ……2個

・クラッカー……2枚

・小松菜……1枚

・生ハム……1枚

・にんじん……薄い輪切り1枚

・きゅうり……1cm輪切り2枚

・海苔……適量

・黒ごま……4粒

・ピック……2本

(華やかカナッペ)

クラッカー、ベビーチーズ、えび、生ハム、きゅうり、水菜、和風ピック

お内裏様&お雛様の作り方

① ベビーチーズの上部を型などを使って角を落として丸みのある形にカット。

② 海苔を髪の形にカット。(2枚重ねてさらに半分に軽く折ってカットすると、左右対称で2枚一気にカットできます)

③ チーズの上部に②の海苔をのせ、はみ出る部分に切り込みを入れて包む。

④ 小松菜をゆでてからしっかり水気を拭き取り、葉の部分を縦半分にカット。生ハムも半分にカットする。

⑤ 小松菜を左側が前になるように交差させてチーズに巻く。同様に生ハムもチーズに巻く。

⑥ にんじんをゆで、菊型とストローを使って扇を作る。

⑦ ピックを⑤の上から刺し、黒ごまで目、海苔で眉と口を作って貼る。ほっぺはストローで抜いたにんじんを使って貼りつける。お内裏様には小松菜の茎部分をカットして笏(しゃく)を作り、お雛様には⑥の扇を貼りつける。

⑧ きゅうりはピーラーで縦に皮をむいてしましま模様にしてから、1cm幅の輪切りにする。

⑨ クラッカーにきゅうりをのせ、お内裏様とお雛様をそれぞれ刺す。

※各パーツを貼りつけるときには、チーズや生ハムなどはそのまま接着できますが、はがれやすい場合には薄くマヨネーズを塗ると貼りつきやすくなります。海苔が乾燥して縮むのも防いでくれます。

華やかクラッカーの作り方

・えび……殻をむいて背に切り込みを入れ、背ワタを取ってからゆでる。

・生ハムの花……半分にカットして、半分に折り曲げながらくるくる巻いていく。もう半分も続けて巻き、花の形に整える。

・きゅうり……ピーラーでしましま模様に皮をむいてから輪切り。

・ベビーチーズ……半分にカット。

・水菜……葉先だけ使用。

あとはクラッカーにのせて、和風ピックで刺すだけで完成です。生ハムやエビ、チーズは塩気があるので特に味つけはしていませんが、ハーブソルトなどちょっとふりかけても◎。

菜の花と干しえびの春色かき揚げ

菜の花の明るい緑色に、干しえびのピンク、たまねぎの白の3色で、春らしいひな祭りカラーのかき揚げにしました。

材料(4〜5人分)

・菜の花……1束

・干しえび……10g

・たまねぎ……1/2個

・卵……1個

・薄力粉……100g

・冷水……150ml

・揚げ油……適量

作り方

① 卵、薄力粉、冷水を混ぜて衣を作る。

② 菜の花を3cm幅に切り、たまねぎは横半分に切ってから5mm幅に切る。

③ ①に菜の花、たまねぎ、干しえびを入れて混ぜる。

④ 揚げ油を温め、からりと揚げる。

えびの香ばしさとたまねぎの甘み、菜の花のふわカリっとした食感が楽しめます。お好みで塩をふったり、天つゆをつけたりしてください。

キャベツしゅうまい

コロンとした形と緑の色がキレイなキャベツしゅうまいです。春キャベツを使うと葉もやわらかくて色も鮮やかです。シャキシャキとした食感も残っているので、その歯ごたえも楽しんでください。

材料(4人分)

・豚ひき肉……400g

・キャベツ……300g

・たまねぎ……1/2個

・片栗粉……大さじ5

・しょうが汁……小さじ2

・ごま油……小さじ2

・砂糖……小さじ1

・塩……小さじ2

・しょう油……小さじ2

・こしょう……適量

作り方

① たまねぎをみじん切りにし、片栗粉大さじ2と混ぜる。さらにごま油、しょうが汁、砂糖、塩、しょう油、こしょうも加えて混ぜる。

② 豚ひき肉を加えて粘りが出るまでよく練る。

③ キャベツを太めの千切りにして、耐熱容器に入れてふんわりラップをかけて600Wの電子レンジで4分加熱してから冷ます。

④ ②を食べやすい大きさに丸めて、残りの片栗粉(大さじ3)をまぶす。

⑤ キャベツの水気を切り、④のまわりにつけて丸く形を整える。

⑥ 15分蒸す。

※16〜20個程度作ることができます。

※キャベツは多いですが、レンチンすることでカサがかなり減ります。固くてつけにくい場合は、加熱時間を調整してみてください。

※数も多いので我が家ではオーブンレンジのスチーム機能で蒸していますが、通常の蒸し器で蒸してももちろんOK。

しゅうまいはキャベツ意外にコーンを全体につけたり、チンゲン菜や白菜などの葉物野菜を巻いて作ることもできます。

えびや花形にんじんで飾ると特別感のある華やかおかずになるので、お祝いごはんメニューとしてもオススメ。

海老とはんぺんのしんじょ

はんぺんのふわっと軽く上品な口当たりと、えびのプリッとした食感が楽しめる一品です。手が込んで見えるのに、思ったよりもずっと簡単にできちゃいます。

材料(2人分)

(しんじょ)

・はんぺん……1枚

・えび……100g

・みつ葉……適量

・片栗粉……大さじ1

・塩……少量

(餡)

・水……200ml

・白だし……大さじ1

・しょう油……小さじ1

・片栗粉……小さじ2

作り方

① えびの殻をむき、背に切り込みを入れて背ワタを取る。

② 飾り用に2尾取り分け、残りは包丁で粗くたたく。

③ えび、はんぺん、片栗粉、塩を加えて練る。

④ 2個に分けて丸める。

⑤ 沸騰したお湯で5分ほどゆでる。

⑥ 飾り用のえびも入れ、色が変わったら引き上げる。

※えびは粗めにたたくとプリッとした食感が残りますが、ていねいに刻むとはんぺんと馴染んでなめらかな食感に。刻み具合はお好みで調整してください。

※丸めるときは、手を水でぬらすと丸めやすくなります。

仕上げ

① 餡の材料を鍋に入れて温め、よく混ぜながらとろみがついたらしんじょにかける。

② 飾り用のえびとみつ葉をのせて完成。

はまぐりの和風クラムチャウダー

ひな祭りには、はまぐりのお吸い物(潮汁)が定番ですが、ちょっと気分を変えてクラムチャウダーにしました。パッと見は洋風スープですが、具だくさんで栄養満点の和風味。優しい味わいに仕上がっています。

材料(4人分)

・はまぐり……8個

・ベーコン……40g

・たまねぎ……1/2個

・じゃがいも……1個

・セロリ……20g

・にんじん……50g

・たけのこ……50g

・薄力粉……大さじ2

・バター……20g

・豆乳……200ml

・水……400ml

・白だし……大さじ2

・塩こしょう……適量

※はまぐりは砂抜き後、塩抜きも事前にしておきます。

作り方

① フライパンにはまぐりと水50ml(分量外)を入れて蓋をして、はまぐりが開くまで加熱する。煮汁とはまぐりを分けて取り置く。

② ベーコン、たまねぎ、じゃがいも、セロリ、にんじん、たけのこを5mm角に切る。

③ 鍋にバターと②を入れて炒める。

④ 薄力粉を加えて全体に混ざるくらいに炒める。

⑤ ①の煮汁、水、白だしを加えて煮る。

⑥ 具材に火が通ったら豆乳、はまぐりを加えてひと煮立ちさせ、塩こしょうで味を整える。

※お好みでセロリの葉を刻んで散らしてください。

※はまぐりは加熱しすぎると縮んだり固くなったりするので、火を通してからいったん取り置き、仕上げに加えます。煮汁は砂や殻が残らないよう濾すと安心です。

※豆乳はぐつぐつ煮ると口当たりが悪くなるので気をつけましょう。

豆乳の代わりに牛乳にし、白だしをコンソメに変えれば通常のクラムチャウダーになります。

たけのこはひな祭りにもよく使われる縁起物なので今回入れてみましたが、意外に合いますよ♪

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まとめ

ひな祭りには春らしい旬の食材や縁起のよい食材を使って、お祝いごはんを作ります。定番のちらし寿司を中心に、ほかの料理も彩りよく、可愛く仕上げれば、ひな祭りの雰囲気もさらにUPします。

菱餅カラーを取り入れるだけでも違うので、試してみてくださいね♪

よんぴよまま
この記事の執筆者
よんぴよまま
男の子3人、女の子1人の母。 自宅にてフラワーケーキ、キャラ弁教室を主宰。 料理、クラフト作り、ラッピングなどものつくりが大好きです。 生活に役立つ情報を発信したいと思います♪
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