※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

中華ドラマ「陳情令」3話では、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が藍(ラン)家の結界を破って侵入する様子が描かれた。

 時は16年前、藍氏の座学に参加するために江厭離(ジャン・イエンリー)(シュエン・ルー)と魏無羨が旅館に泊まろうとしていた。しかし、旅館の者に大口顧客が旅館を貸切にしたため出て行って欲しいと言われてしまう。その顧客とは蘭陵金氏だった。旅館を追い出された2人は思いがけず寝床を失ってしまうのだった。

 魏無羨らは旅館に招状を忘れてきてしまったことに気が付き、姑蘇藍氏の山門で止められてしまう。招状がなければ中に入ることができないため、皆で招状を探すことにした。その時、藍忘機(ラン・ワンジー)が死体を抱えて帰ってきた。魏無羨はその人物が魔術にかかっているだけで死んでいないのではないかとつぶやいた。その言葉を聞いた藍忘機は振り返ると、魏無羨らに招状がなければ中に入れないと繰り返し注意したのだった。

 招状探しから帰ってきた魏無羨は江厭離がいなくなっていることに気付き、独断で藍氏の結界を破り中に侵入した。すると藍忘機が自分のすぐ近くにやってきて藍氏の結界を破ることは規則違反であると伝えた。さらに酒を持って藍家に入ることも藍氏の規則違反に値すると話し、2人は激しい戦いを始める。

 その頃、藍曦臣(ラン・シーチェン)(リウ・ハイクアン)と藍啓仁(ラン・チーレン)(ホアン・ズートン)は失踪していた弟子の体に不審な点があることに気が付く。魏無羨は白い布がかけられた死体を見ると、その人が昼間の時点では死んでいなかったことを話した。魏無羨の話を聞いた藍曦臣と藍啓仁は驚きを隠せなかったのだ。

 さらに藍家の死体が突然起き上がり目を開けたが、そこに黒い瞳はなかった。魏無羨はその死体を触ると、死体のように見えて死体ではなく、何者かによって魂を奪われ操られていると説明した。魏無羨の分析は藍家の人々を驚かせたのだった。