【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は9日、韓中日首脳会談の開催日程を巡り3カ国の意見が一致しつつあり、日程協議の最終段階にあると明らかにした。首脳会談に関する趙兌烈(チョ・テヨル)同部長官の前日の発言の意味を尋ねる報道陣の質問に答えた。

 趙氏は前日、ソウルで韓中日三国協力事務局(TCS)の李熙燮(イ・ヒソプ)事務局長と面会した席で、韓中日首脳会談の開催に向け、3カ国が日程を最終調整していると述べた。

 韓中日は2019年12月を最後に開かれていない3カ国首脳会談について、来月末にソウルで開催する方向で調整している。議長国の韓国は3カ国首脳会談の再開に向け努力を続けてきた。開催に前向きではなかった中国との協議も最近になって進展があったという。