みずほATM、中身は「10年前にサポート終了したアレ」か
X上では以前、ATMコーナーのモニタに表示された「衝撃の2文字」が、大きな話題となっていた。
「え、えっくすぴー…??」
Xユーザー・めしださんのポストには、平仮名で綴られた投稿にはATMコーナーの写真が添えられており、これだけでは一体何を意味するのか見当もつかない。
しかし、みずほ銀行ATM機器の上に設置されたモニタを見ると、即座に納得。
そこには、なんと起動中の「Windows XP」の文字が…。
「Windows XP」とは、今から20年以上前の2001年にリリースされたOS。
多くのユーザーに惜しまれつつ2014年にはサポート終了、2024年現在は「Windows 11」が最新のWindows OS。
そう、サポート終了からすでに10年経ってしまっているのである。
「Windowsと言えばXP」と言う人もいるほど多くの支持を集めたOSではるが、一方、ATMというお金と個人情報を扱う機器の周辺で、既にサポート終了したOSが使用されていることに、不安を覚えた人も少なくない模様。
「久しぶりに見た」
「まだ動くんですね…」
「コラじゃないのかよ」
「流石に大昔すぎる」
「まさかこれ、オンライン?」
「セキュリティは平気だよな?」
「みずほ銀行、良いのか…?」
と、大反響を巻き起こす結果となった。
ところがめしださんは、
「しかし冷静に考えると、XPのロゴが表示されていたのはATMコーナーのサイネージのモニタですし、サイネージを表示するためだけのものであれば外部のネットワークと接続する必要もないし、 XPでも問題ないのだろうなと思いました」
とも補足。
純粋に「懐かしのWindows XP」を目にした驚きで投稿し、且つXPの使用に問題がないであろうことを見越していたのだが…一部のネットユーザーにセキュリティ面での誤解が生じてしまい、めしださんも反省している模様。
みずほ担当者からは、
「Windows XPは、一部のサイネージの制御用として使用しております。ATMを含めて外部との接続はないことから、ATM本体に影響ございません」
との回答が得られている。
Windows XPに思い入れのあるネットユーザーほど、今回の写真に衝撃を受けたことと思うが、セキュリティへの影響はないのでご安心を。
以上、Sirabeeからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部