2024/6/24 11:27

布団を敷きっぱなしにするのは絶対NG…身体に悪影響

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「布団を敷きっぱなしにするのはよくないのだろうか」
「腰痛持ちで布団を押し入れに収納できない」

こんな風に悩んでいる人もいるでしょう。

布団を出しっぱなしにする「万年床」は、カビやダニの発生原因になるため、避けるのが好ましいです。衛生状態がよくない布団で寝ていると、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

しかし、腰痛持ちや収納する場所がないなどの理由で、どうしても布団を片付けられない人もいるでしょう。

万年床のデメリットやカビやダニなどの対策法を紹介します。腰痛持ちの人でも実施できる対策法も紹介するので、ぜひ参考にしましょう。

■万年床(まんねんどこ)とは布団を床に引きっぱなしにしている状態のこと
万年床にしておけば、好きな時に布団の上で横になれます。毎日布団をたたんだり、上げ下ろしたりするのが面倒で、万年床にしている人も珍しくありません。また収納場所がなくて、床に引きっぱなしにしている人もいるでしょう。

しかし、ケアをせず使い続けている布団には、汚れが溜まります。

万年床を続けていると汚れが蓄積され、湿気が溜まりやすくなり、ダニやカビなどが発生する原因になります。衛生面を考えると、万年床は避けたほうがいいでしょう。

■万年床がダメといわれる3つの理由
ダニの増殖。
カビの発声。
睡眠の質の低下。
万年床は衛生的に良くないことに加えて、睡眠の質も落ちてしまいます。

・ダニの増殖
万年床は、ダニの増殖を促進します。汗や汚れによって、湿気が溜まりやすくなるためです。ヒョウダニは、以下のアレルギーを引き起こす原因になります。

アレルギー性ぜんそく
アトピー性皮膚炎
アレルギー性鼻炎
花粉症
アレルギー性結膜炎
アレルギーを引き起こす原因になるのは、ダニの死骸や糞です。ダニを駆除した後に、布団に掃除機を掛けて、死骸や糞も取り除く必要があります。ダニによるアレルギーを防ぐためにも、万年床は避けたほうがいいでしょう。

・カビの発生

湿気の溜まりやすい万年床は、カビも発生しやすいです。特に結露が発生しやすい布団の裏側は、カビが好む環境なので要注意。

カビは掃除機や洗剤などで普段から布団をケアすれば、ある程度防げます。しかし布団の中に潜む胞子は落としづらいので、そもそもカビが生えないようにすることが大事です。

カビの発生を防ぐためには、布団を干したり、除湿したりなどの対策が必要になります。

・睡眠の質低下

万年床は、睡眠の質の低下につながります。万年床によって湿気を吸った布団は、弾力性が損なわれてしまうためです。購入した当時と比べてぺったんこになってしまいます。この状態の布団で寝ると、肩甲骨やお尻など、人体の出っ張った部位に余分に圧力がかかってしまい、寝心地が悪くなるでしょう。

睡眠の質が低下すれば疲れが取れにくくなってしまうため、仕事や日常生活などに悪影響を及ぼしかねません。毎日7〜8時間ほどを費やす睡眠は、生きていく中でこだわりたい部分です。弾力のある布団を維持するためにも、万年床は避けたほうがいいでしょう。

そこで、そんな人でも万年床のカビやダニを対策できる方法を8つ紹介します。

布団をたたむ。
布団クリーナーを使う。
布団乾燥機を使う。
除湿対策をする。
ベッドを使う。
すのこを使う。
扇風機で送風する。
万年床を解消したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

腰痛持ちや収納スペースがなくて、万年床をせざるをえない状況の人もいらっしゃると思います。そんな人は、布団クリーナーを使ったり、すのこの上に敷布団を置いたりなどの対策を実施しましょう。布団の上げ下ろしをする必要がなくなるので、腰痛持ちでも、安心して布団のケアを行えます。

特別な事情がない限り、布団はたたんで収納しておきましょう。睡眠は1日の約3分の1を費やす行動です。清潔で寝心地のよい布団で睡眠をとりましょう。

詳細はgrapeをご覧ください。

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編集者:いまトピ編集部