娘「この間レストラン行った時、実は...」そっと打ち明けられた「イヤだったこと」胸がギュッとなる

小咲もも(@mangakakuhito)さんの、娘からそっと打ち明けられたある事についてのエピソードをご紹介します。
昨日の娘の話が興味深かった。
「この間レストラン行った時、実はイヤなことがあった」と打ち明けられたんだけど、
「店員さんにデザートをもらったときにママが喜んだのがイヤだった。喜ばないで」と言われた。
確かにその時店員さんがサービスで娘にデザートをくれた。
私は娘になぜそれが嫌だったのかを尋ねた。
ママが喜ぶのが嫌だったら、前に娘が『ままだいすき』という手紙を書いてくれたのを喜んだのも嫌だった?と。
それはかまわない、と言う。
なぜならそれは娘が私を喜ばせるためにしていることだから、という。
どう言う時に喜んだら嫌になるかを一緒に考えたところ『自分にとって良いことが起きた時にママが喜ぶのが嫌』だった。
どうして嫌なのかを尋ねた。『喜びなさい』と強制させられてるように感じるのか?、自分の喜びを奪われたように感じるのか?それとも、恥ずかしくなるのか?
どれでもないと言う。しかし理由はまだ上手く説明できないようだ。
ただ心が痛くなると言う。どんな感覚なのかを尋ねたら
『心の中の小さなカーテンの中にいる人が心を追い出してしまう』と言っていた。(寝る前に話したので、もしかしたら妄想の話かもしれない)
娘は、例えば上手に箸が使えた時や何かをできた時に私や夫が喜ぶのも嫌がる時がある。
私は「喜び」にネガティブなイメージはあまりないからドキッとする。
私は感情表現がわりと豊かな方なので単純にこのテンションがうざいのもあるかもしれない。
別に喜ばせたくてしていることではないことに、わざわざ喜ばれるとどう反応して良いのかわからないのは何となくわかるような気もする。
「娘ちゃんにとって良いことが起きた時、どうすればいい?」と尋ねたら「普通でいてほしい」とのことだった。
だからそうすると約束した。ただレストランでサービスをしてもらった時は喜ばない代わりに、店員さんに「ありがとう」だけは言わせてほしいとは伝え、了承してもらった。
おわり。
ネットの声
●なんか分かる気がする。私はとにかく内気なタイプでしたが、母がすぐ大声でリアクションし他人と話すのがとても恥ずかしく、やめて欲しいと思っていました。今考えると、自分にはできない振舞いをしてるのを見ると勝手に劣等感や焦りを感じていたのかも知れないなと思います
●ああ!すごい!!これよくある…うちのお嬢もじわじわ自分の感情が出るのか、横取りしないで!と怒られることよくある
●ちょっとこの娘さんの言ってることわかる。多分個性の問題であって誰も悪くないんだけど、私の場合は喜びスイッチが押されてから喜びの感情が自分の中を浸透するまでに時間がかかる方だから、自分以外の人が先に大きく喜んでくれちゃうと喜びの浸透が止まってしまう。感じ
以上、子どもは自分とは別人格なんだなと、改めて考えさせられるエピソードをBUZZmagがお届けしています。
編集者:いまトピ編集部