道端でよく見る〇〇「素手で触らないで」…「知らなかった」かぶれる恐れ

暖かくて過ごしやすい気候の春は、自然と外を歩くのが楽しくなる季節。
さわやかに晴れた日に外出してみると、さまざまな植物を観察することができます。
道端に咲いている花を見て「これはなんという名前の花なんだろう」と気になったことはありませんか。
調べてみると、意外な事実を知って、驚くことがあるかもしれません…。
■道端で見かけるナガミヒナゲシ、実は注意する必要があって?
4~5月に花を咲かせる、愛らしい見た目のナガミヒナゲシ。
ヨーロッパ地中海沿岸を原産とする外来植物で、実は多くの自治体で『見かけたら駆除をするよう推奨されている』のです。
ナガミヒナゲシは繁殖力がとても強く、1個体から最大15万粒の種ができるともいわれています。
2025年4月現在、環境省が駆除対象として指定する『特定外来生物』などには入っていませんが、ほかの植物の成長を妨げるなど、生態系に影響を与える可能性があるとか。
そのため、できる範囲で駆除をするよう、各自治体がウェブサイトなどで呼び掛けています。
■ナガミヒナゲシは素手で触らないで!
なお、ナガミヒナゲシを駆除する場合、素手では触らないようにしましょう。
ナガミヒナゲシには、アルカロイド性の有毒成分が含まれており、素手で触るとかぶれる恐れがあるといいます。
駆除の際には、手袋をするなどして対策するとよさそうです。
また、幼い子供が素手でつかむ可能性もあるので、公園遊びや散歩の際には注意してください。
ナガミヒナゲシについての注意喚起は、ネット上でも広がっています。中には、注意する点があることを「知らなかった」という人もいるようです。
・かわいい見た目だけど、ちょっと厄介な植物だよね。
・特に幼い子供は注意して。皮膚がかぶれることもあるみたい。
・こんなかわいい花に有毒成分があるとは。外遊びの時には気を付けよう。
・今年もナガミヒナゲシが咲く時期がやってきた。庭にめっちゃ生えてきたから、ゴム手袋をして抜きます…。
駆除する際は、自宅の庭や所有地に限り、行うように注意してください。
類似する在来種を育てている人もいるため、色や形からナガミヒナゲシだと断定できない場合は、むやみに抜かないようにしましょう。
詳細はgrapeをご覧下さい。
編集者:いまトピ編集部