2025/4/23 10:45

道端でよく見る〇〇「素手で触らないで」…「知らなかった」かぶれる恐れ

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暖かくて過ごしやすい気候の春は、自然と外を歩くのが楽しくなる季節。
さわやかに晴れた日に外出してみると、さまざまな植物を観察することができます。

道端に咲いている花を見て「これはなんという名前の花なんだろう」と気になったことはありませんか。

調べてみると、意外な事実を知って、驚くことがあるかもしれません…。
■道端で見かけるナガミヒナゲシ、実は注意する必要があって?
4~5月に花を咲かせる、愛らしい見た目のナガミヒナゲシ。

ヨーロッパ地中海沿岸を原産とする外来植物で、実は多くの自治体で『見かけたら駆除をするよう推奨されている』のです。

ナガミヒナゲシは繁殖力がとても強く、1個体から最大15万粒の種ができるともいわれています。

2025年4月現在、環境省が駆除対象として指定する『特定外来生物』などには入っていませんが、ほかの植物の成長を妨げるなど、生態系に影響を与える可能性があるとか。

そのため、できる範囲で駆除をするよう、各自治体がウェブサイトなどで呼び掛けています。

■ナガミヒナゲシは素手で触らないで!
なお、ナガミヒナゲシを駆除する場合、素手では触らないようにしましょう。

ナガミヒナゲシには、アルカロイド性の有毒成分が含まれており、素手で触るとかぶれる恐れがあるといいます。

駆除の際には、手袋をするなどして対策するとよさそうです。

また、幼い子供が素手でつかむ可能性もあるので、公園遊びや散歩の際には注意してください。

ナガミヒナゲシについての注意喚起は、ネット上でも広がっています。中には、注意する点があることを「知らなかった」という人もいるようです。

・かわいい見た目だけど、ちょっと厄介な植物だよね。

・特に幼い子供は注意して。皮膚がかぶれることもあるみたい。

・こんなかわいい花に有毒成分があるとは。外遊びの時には気を付けよう。

・今年もナガミヒナゲシが咲く時期がやってきた。庭にめっちゃ生えてきたから、ゴム手袋をして抜きます…。

駆除する際は、自宅の庭や所有地に限り、行うように注意してください。

類似する在来種を育てている人もいるため、色や形からナガミヒナゲシだと断定できない場合は、むやみに抜かないようにしましょう。

詳細はgrapeをご覧下さい。

「素手で触らないで」 道端でよく見るオレンジの花は…「知らなかった」「気を付ける」  –  grape [グレイプ]「素手で触らないで」 道端でよく見るオレンジの花は…「知らなかった」「気を付ける」 – grape [グレイプ]

編集者:いまトピ編集部