2025/10/25 19:04

食洗機用洗剤、アレで代用してもいい?「とても有益」

キッチン

『食洗機(食器洗い機、食器洗浄機)』は、手間をかけずに食器を洗える便利なキッチン家電です。
しかし、いざ食洗機を使おうと思った時に専用洗剤が切れていて、「食器用洗剤や漂白剤などで代用できないのかな」と考える人もいるでしょう。
実は、食洗機用の専用洗剤には、代用できるものと代用に適していないものがあり、使用には注意が必要です。
そこで本記事では、食洗機用洗剤の代用品や、使用時の注意点を分かりやすく解説します。
食洗機用洗剤の代用品を探している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

食洗機用の洗剤の代わりとして、いくつかの代用品を使用できる可能性があるようです。

ただし、代用品には適していないものもあり、誤ったものを使うと機械の故障につながる恐れもあるため、注意が必要といわれています。

食洗機用には専用洗剤の使用が推奨されており、食洗機の取扱説明書にも「食器洗い機専用洗剤をお使いください」と明記されていることが多いようです。

そのため、基本的には専用洗剤を使い、専用洗剤を切らしているなどのやむを得ない状況に限り、自己責任のもとで代用品を使いましょう。

ただし、機種によっては代用に適さない可能性もあるため、取扱説明書も確認しながら使うかどうかを決めてくださいね。

『酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)』
『酸素系漂白剤』のおもな成分は過炭酸ナトリウムであり、酸素の力で油汚れを落とし、除菌や消臭に効果があるとされています。

過炭酸ナトリウムは食洗機の専用洗剤にも配合されていることがあるようで、食器洗いにも使用できるでしょう。

また、酸素系漂白剤は40~60℃ほどで洗浄効果がアップするといわれているため、庫内を高温で洗う食洗機と相性がよいという意見もあります。

洗い方の手順は、大さじ1杯ほどの酸素系漂白剤を洗剤投入口に入れ、標準コースなどで運転するだけと非常に簡単。

ただし、酸素系漂白剤には『界面活性剤(かいめんかっせいざい)』を含む製品もあるようです。

界面活性剤入りの洗剤や漂白剤は、多くの泡が発生し、食洗機の故障やトラブルの原因となる恐れがあるのだとか。そのため、界面活性剤が入っていないものを使うようにしましょう。

界面活性剤については、後ほど『食洗機用洗剤の代用に適していないもの』の章でも解説するため、併せて参考にしてくださいね。

『セスキ炭酸ソーダ』
『セスキ炭酸ソーダ』とは、重曹と炭酸ナトリウムの中間的な性質を持つアルカリ剤のことです。

アルカリ性のため油汚れに強く、水にも溶けやすいこと、食洗器用洗剤のなかにはセスキ炭酸ソーダが含まれているものもあることから、食器の汚れ落としにも有効とされています。

食洗機用洗剤の代用品としての使い方は『酸素系漂白剤』でご紹介した手順と同じですが、分量は小さじ2杯程度を目安にしましょう。

ここまでは食洗機用洗剤の代用品について解説しましたが、食洗機内部を掃除するための洗剤も、別のもので代用できる可能性があるとされています。そのうちの1つが『クエン酸』です。

クエン酸は酸性であり、中和反応によってアルカリ性の水垢汚れを分解すると考えられています。実際に、食洗機の内部掃除にクエン酸を使う方法を紹介しているメーカーもあるのだとか。

ただし、すべての洗浄機で使えるわけではないようなので、クエン酸で代用できるかどうかは取扱説明書で確認してみましょう。

クエン酸を使う際は、食洗機から食器を取り除いた後、洗剤投入口に大さじ2杯ほどのクエン酸を入れ、標準コースや洗浄コースで運転するだけとされています。

なお、油汚れは酸性の性質を持っており、クエン酸で落とすことは難しく、食器洗いには向かないようです。

また、クエン酸は塩素系の洗剤が混ざると有害なガスを発生させるといわれており、非常に危険とされています。

クエン酸を使う際は、ほかの洗剤と混ぜないよう注意してくださいね。

詳細はgrapeをご覧ください。

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編集者:いまトピ編集部