『ドラマ』危険水域に突入...かなりの視聴者が脱落か「時すでに遅し」のよう
放送中のNHK朝ドラ「おむすび」が、いろいろな意味で危険水域に突入している。橋本環奈主演の同ドラマは、平成時代のギャルが栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決するストーリー。序盤は、橋本扮する米田結の高校生時代が描かれ、福岡・糸島を舞台にギャルへ変貌していく。現在は、舞台を神戸に移し、結は栄養士を目指して専門学校へ進学。新たな出演者も登場し、盛り上がるはずだったが、もはやSNSでは話題にすらならなくなっている。
「放送当初は、今一つよくわからないストーリーに対し、X上で酷評する投稿がさかんに行われていたのが最近では反省会的な投稿すらほとんど見なくなりました。その一因としては、これまで朝ドラはヒロインの幼少期から丁寧に描かれ、視聴者が感情移入して応援するキッカケを与えてくれたのに、今作ではいきなりヒロインがギャルになる過程を描き、かなりの視聴者が脱落したと思われます」(スポーツ紙記者)
実際SNSでもギャルになっていく設定はいらないというコメントが多い。「“食がテーマ”というのはどこにいったんだ」という印象を抱いた視聴者が多そうだ。神戸編でやっと本格的に栄養士になるためにヒロインが食について勉強し始めるが“時すでに遅し”のようで、
「ヒロインがギャルになり恋をする中で、上手に食に関するテーマを入れられればよかったんですが…。時々、思い出したように食に関する題材が演出で入りますが、ヒロインがギャルになる設定とは結びつかない。途中で『過去編』として阪神・淡路大震災に被災する様子を描いているが、急にシリアスな展開になったこともちぐはぐな印象を視聴者に与えたようです」(民放関係者)
ただ、ストーリーに嫌気が差している視聴者も多い中、一貫して熱視線を浴びているのが主演の橋本の見た目。放送のたびに「かわいい」という投稿があふれ、この点については大人気。今や「おむすび」は、橋本のかわいさを見るだけの朝ドラになってしまった感もある。
「登場した際は素朴な制服姿で、清楚な高校生。その後、周囲に感化されギャルになっていく中では、ガングロメイクや肌見せ度の高い私服に変貌。現在も茶髪姿で平成時代のギャル風メイクで男性ファンには好評です。今後は栄養士になることで白衣姿にもなるわけで、コロコロと変わる橋本のビジュアルを語る向きが多い。もはや、コスプレをする橋本を楽しむだけのドラマになっている感じがしますね」(前出・民放関係者)
ヒロインが魅力的なのはいいが、「橋本環奈がかわいい」という投稿ばかりが目立つ「おむすび」。視聴者をとりこにするような脚本と演出を、今からでも魅せてほしいものだが…とアサジョは報じている。
編集者:いまトピ編集部