『特番』で復帰か「見逃し配信」は人気絶大『TVer』初めて累計再生回数が2億回を突破
毎年年末に一つの話題となるのが、「NHK紅白歌合戦」の裏番組となる民放の年越し特番。2024年は、日本テレビは「大晦日ゴチ特別編 5時間超スペシャル」、テレビ朝日は6年連続で「ザワつく!金曜日」の特番。フジテレビは2年連続で「逃走中~大みそかSP」、TBSはバナナマンがMCを務める「大晦日オールスター体育祭」、テレビ東京は松重豊主演のドラマ「孤独のグルメ」の特番を8年連続で放送した。
日テレとTBS以外、昨年と同じ企画を放送し、「特に今回は各局の手抜きっぷりが激しい印象でした」と語るのは、スポーツ紙記者。さらに続けて言う。
「かつては、ダウンタウンの『笑ってはいけないシリーズ』が人気で、他にも大型の格闘技を編成するなどして各局がしのぎを削っていた印象でした。しかし、しだいにどの局も、予算を減らし始め、同じような番組を毎年大みそかに放送している。特に目立ったのが、TBS。今年の番組は『SASUKE』、『最強スポーツ男子頂上決戦』、『東京フレンドパーク』の企画を行うだけ。昨年は、『WBC2023 ザ・ファイナル』を放送してシニア層の支持を集めていたんですが…」
そんなTBSを巡り聞こえてきたのが、実はすでに2025年末の大型企画の案を練っているという話。あしかも今も“渦中”のダウンタウンを起用した特番だ。松本人志がネットニュースのインタビューに答え、テレビ番組ではなく月額制のプラットフォーム「ダウンタウンチャンネル(仮)」でファンの前に戻ってくることを明かしている。もはや地上波は難しいとの自覚が本人もあるようだが、TBSが1年がかりで、今年の大みそか特番に引っ張り出そうとする内情をキー局の編成担当が明かしてくれた。
「大枠としては、松本がもっともスタッフを信頼している番組といわれる『水曜日のダウンタウン』関連特番を、大みそか放送に向けて制作するプロジェクトがあるそうです。見逃し配信は人気絶大な水ダウですが、先日も、TVer配信の番組として初めて累計再生回数が2億回を突破。いまやTBSのバラエティを代表する番組で、多くのファンを抱えている。
公開したインタビューでは、テレビに絶対戻らないとは言ってませんんし『ダウンタウンチャンネル』を開設するにしても、集客のためにある程度はテレビでの宣伝も必要。冠番組の『水ダウ』とコラボするような形で、今年の年末に特番を…というわけです」
とはいえ、SNSでは相変わらず松本の復帰に反対する声も大きい中で、1年後とはいえテレビ番組に復帰するのは可能なのか?
「『ダウンタウンチャンネル(仮)』が予定通りこの春に開設されれば、大きな話題になることは必至。そこからしだいに松本の影響力が再認識されていけば、また、被害者とされる女性への謝罪と和解が確認できるような動きが見られるなどすれば、ハードルは大変高いですがCMスポンサーによっては、復帰に関してゴーサインを出す可能性はあるんじゃないでしょうか。TBSも1年あればCMスポンサーの調整が余裕を持ってできますし、松本出演の『水ダウ』特番が実現すれば視聴率は確実に取れるので本気になるでしょう」(民放関係者)
松本は「ダウンタウンチャンネル」を無事開設し成功させ、テレビにも復帰できるかとアサジョは報じている。
編集者:いまトピ編集部