2025/3/21 10:49

『映画』興行収入14億円超え「V2獲得」

映画

最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、3月14~16日)で、アニメーション作品『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(3月7日公開)がV2を獲得した。

3月17日発表の全国週末興行成績ランキングで首位をキープした『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』は、「映画ドラえもん」シリーズ45周年の記念作品。絵の中の世界を舞台にしたストーリーで、上映開始から2週目の週末3日間も観客動員46万7,000人、興行収入5億7,600万円をあげて前週に続き1位を記録。累計成績は動員114万人、興収14億円超えと伝えられている。

 2位も、前週と同じく米のミュージカル・ファンタジー映画『ウィキッド ふたりの魔女』(3月7日公開、以下『ウィキッド』)が続いた。人気ブロードウェイ・ミュージカル『ウィキッド』を映画化した2部作の前編で、エルファバ・スロップ役のシンシア・エリヴォとグリンダ・アップランド役の アリアナ・グランデがダブル主演。封切りから2週目の週末3日間で動員23万9,000人、興収3億9,700万円をあげ、累計成績は動員76万人、興収12億円を突破した。

一方で、映画ライターのヒナタカ氏によれば、次週はライバル作品の台頭も気になるという。

「3月20日公開の実写版『白雪姫』は、ターゲット層や作品の雰囲気、ミュージカル作品であることが共通しており、強力なライバルになりそうです。とはいえ、『ウィキッド』は昨今の洋画の成績不振を払拭するような幸先の良さを見せましたし、いち映画ファンとしてはうれしいところ。今後も4月25日公開の『マインクラフト/ザ・ムービー』や5月23日公開の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』など、大作洋画の公開が続くので、そちらのヒットも期待できそうですね」

そんな『ウィキッド』に続いて3位に初登場したのは、福本莉子とジェシー(SixTONES)がダブル主演を務める『お嬢と番犬くん』(3月14日公開)。漫画家・はつはる氏の同題作品の実写版で、ヤクザの組長の孫とその世話係で過保護な若頭の恋愛模様を描き、2023年9月期にテレビアニメ化(TOKYO MXほか)もされた人気作。福本がヒロインとなるヤクザの孫・瀬名垣一咲を、ジェシーが若頭の宇藤啓弥役を演じており、主題歌「バリア」はSixTONESが担当している。


 全国305スクリーンで上映を開始し、初日から3日間で動員13万3,000人、興収1億8,200万円をあげて3位スタートを切った『お嬢と番犬くん』。SNS上ではジェシーやSixTONESファンを中心に、「啓弥かっこよすぎ」「ジェシーをキャスティングしてくれた人に感謝」との声が寄せられ、原作やアニメファンからも「主演のお二人とも、少女漫画からそのまま出てきたみたいで最高だった」「実写版で成功した作品に入るのでは」といった評価が散見される。

1位:『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
2位:『ウィキッド ふたりの魔女』
3位:『お嬢と番犬くん』(初)
4位:『35年目のラブレター』
5位:『ファーストキス 1ST KISS』
6位:『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』(初)
7位:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』
8位:『劇場版 トリリオンゲーム』
9位:『アンダーニンジャ』
10位:『知らないカノジョ』

詳しくはサイゾーウーマンがまとめている。

初登場6位『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』は『ウィキッド』に通ずる? 映画興行収入ランキング(3月14~16日)(2025/03/19 19:00)|サイゾーウーマン初登場6位『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』は『ウィキッド』に通ずる? 映画興行収入ランキング(3月14~16日)(2025/03/19 19:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部