2025/4/20 09:51

旧ジャニ依存、再び「視聴率とSNSの盛り上がりを両立できる」

びっくり

4月期の連ドラが出そろい、春ドラマ戦線が本格化する中、今クールもっとも“番宣番組に引っ張りだこ”な若手俳優といえば、STARTO ENTERTAINMENT所属の「Aぇ! Group」佐野晶哉だ。出演するのは、新ドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)。主演を務める松本若菜が演じる復讐に燃える女医のもとで奮闘する研修医・薬師寺保を演じる佐野は、3月下旬からすでに各局のバラエティ、情報番組にも登場。異例の抜擢とも言える“出ずっぱり”状態だ。

「でも結局、テレビ局は“旧ジャニーズ頼み”から抜け出せていないってことなんですよね」(民放局関係者)

 どうやら、視聴率とSNSの盛り上がりを両立できるのは、やはり旧ジャニ出身のタレントたちだというのが業界の“本音”のようだ。

「佐野は元劇団四季という実力派であり、ドラマも叩ける。何より清潔感があるのが人気です。バラエティでもトークがうまいし、音楽番組でも歌える。いわば“万能型”で扱いやすいんですよね」(制作関係者)

 加えて今クール、フジは火曜夜9時枠のドラマ「人事の人見」でTravis Japanの松田元太を主演に起用するなど、“STARTO”若手の「連投」状態。その背景には、明確な戦略があるという。

「フジは今、“次なる目黒蓮”を自局で育てないと、視聴率がやっていけないという危機感を持っています。目黒が大ブレイクした『silent』はTBS制作。その悔しさがあるからこそ、佐野くんや松田くんといった、将来性のある若手を起用して、しっかり地盤を作っていこうという思惑が見える。そこにテレビ局側の“旧ジャニ再依存”がマッチしているんです」(テレビ誌編集者)

 2023年末には“ジャニーズがテレビから消える”とまで騒がれたが、2025年春、気づけばテレビ局は再び、旧ジャニブランドの光に手を伸ばしていた。その最前線で、若きスターが生まれることが期待されている、とアサジョが報じている。

Travis Japan松田元太の主演だけじゃない!フジが“旧ジャニ頼み”で抜擢した「万能型」若手の実力 – アサジョTravis Japan松田元太の主演だけじゃない!フジが“旧ジャニ頼み”で抜擢した「万能型」若手の実力 – アサジョ

編集者:いまトピ編集部