明らかに...「働かせすぎ」控室では顔色が悪く、明るさを取り繕っているロボットのよう

Travis Japan・松田元太が声優に初挑戦したアニメ映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」が、5月1日に公開された。1978年に発売されたビスケット「たべっ子どうぶつ」のパッケージに登場するキャラクターたちが登場する初の映画化で、松田は主人公の「らいおんくん」を演じている。4月上旬の完成披露試写会に続き、公開初日の舞台あいさつにも登場した。
松田が、Travisメンバーの中で群を抜いて多忙なのは周知の事実。九九が言えない“令和のおバカ”としてブレイクした昨年以降、所属するSTARTO ENTERTAINMENTでハイランクの地上波露出となった。
天賦の才をいち早く見いだしたのがフジテレビとあって、昨年4月から“大のフジっ子”となっている。同年には、昼の生番組「ぽかぽか」の月曜レギュラーに抜てきされた。今年4月期には、ターニングポイントとなったバラエティ「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」のレギュラーメンバーとなった。さらに現在は、地上波ドラマ単独初主演、ゴールデン帯ドラマ初主演となる「人事の人見」が放映中。それにともない、4月には朝の情報帯生番組「めざましテレビ」でエンタメコーナーのマンスリープレゼンターを務めて、早朝から“出勤”した。
Travisは、大の苦労人集団だ。下積みの関東ジュニア(当時はジャニーズJr.)時代にはSixTONES、Snow Manと同じ釜の飯を食っていたが、2020年に2組がメジャーデビュー。行き場を失ったような形になったTravisは22年に無期限でアメリカ留学、同年にデビュー楽曲で世界へ打って出た。しかし、すでにドーム級アーティストになっていたSixTONESとSnow Manに水をあけられたままだった。そこへ出現した救世主が、松田。昨年からは、グループ認知も同時に高めた。
その一方では、松田の過重労働に警鐘を鳴らす声もある。元ジャニーズ番記者が言う。
「元事務所代表のジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題によって事務所名の改称、新代表にコンサル会社ほか多くの会社を経営している福田淳さんが就いたことによって、大改革が今も行われていることは事実。ですが、“推しは推せるうちに推す”企業理念で、『働かせすぎ』という現場の声が出ています。今の松田さんは、明らかにキャパオーバー。現場の控室では顔色が悪く、明るさを取り繕っているロボットのようで、痛々しいとこぼすスタジオ関係者がいるほど」
アイドルの寿命は、平成の時代と比べると圧倒的に伸びた。その裏では、疲弊しているタレントがごまんといる。ジャニー氏の問題後に世に出た松田は、事務所の失地回復のアイコンとなっただけに、これ以上の労働過多にならないことを願いたい
編集者:いまトピ編集部