2025/7/15 13:38

藤浪晋太郎、完全再生したらヤバイ

ピッチャー

メジャーリーグでの夢破れた藤浪晋太郎が、DeNA入りを決断したという。かつて球界を騒がせた豪速球右腕は、NPB時代から制球難と死球の多さで知られてきたといい、特に右打者への抜け球は顕著で、頭部への死球が少なくなかったことから、各球団の対策は異例ともいえるほど徹底していたとのこと。

過去には明確な「藤浪シフト」が存在したようで、象徴的だったのはヤクルトの対応だ。2020年7月、神宮球場での阪神戦。この日、ヤクルトは、中軸を担う右打者エスコバーらをスタメンから外し、左打者をズラリと並べる「ほぼ全員左打線」を敷いたという。

異例の布陣の背景には「過去の因縁」が存在。すなわち、2016年の谷内亮太の死球骨折、そして顔面に死球を食らった2017年の畠山和洋の件だという。

球界でも「藤浪の登板日は右打者を使わないのが暗黙のセオリー」とさえ囁かれており、死球回避が一種の戦術として浸透していた様子。

危険が再び…となれば、対戦するセ・リーグ球団にとっては、決して軽視できる話ではないが、それを知ってか知らずか、DeNAは「再建プラン」を準備していたようで、萩原龍チーム統括本部長は7月12日に、
「藤浪選手が望むのであれば、我々にもそういった(AIチームなどの)強みはあると思っている。対話しながら進めていければ」
と話していたとのこと。

つまりAIやデータ分析を活用したものであり、藤浪の制球難やメンタル面の不安定さにもアプローチ可能。「再生工場」さながらの措置だという。

投げてみなければわからない制球難に手を焼いてきた藤浪がもし完全再生し、ストライクゾーンでも勝負できるようになったら…。

そもそも160キロの速球を持つ素材自体は球界屈指の一級品であり、DeNAがその能力を最大限に引き出すことに成功すれば、セ・リーグの台風の目となりうるといい、その時、打席に入る右打者はやはり「ヒヤリ」を念頭に、身構えながら対峙するのか、それとも一転して要所にズバッと来る剛球に目を丸くするばかり…となるのかと「アサ芸プラス」が報じている。

DeNA入りする藤浪晋太郎が球団独自の「AI再生システム」で「ノーコン完治」したら他球団はヤバイことに… | アサ芸プラスDeNA入りする藤浪晋太郎が球団独自の「AI再生システム」で「ノーコン完治」したら他球団はヤバイことに… | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部