「チーム内で孤立している」セ・リーグに移籍か

プロ野球界に蔓延する「違法オンラインカジノ事件」はいつの間にやら終息したかに見えるが、真っ先に「吊し上げ」を食らったオリックスの山岡泰輔は後半戦、2軍スタートすることになったという。
前半最終戦となった7月21日のロッテ戦で、出場選手登録を抹消されたが、岸田護監督は試合後に
「疲れがきている。リフレッシュして下でもう一回、立ち上がってもらう」
と説明。
山岡は2023年のキャンプ中に、宮崎市内の宿泊施設で携帯電話から海外のオンラインカジノサイトに接続。ポーカー賭博を行ったとし、大阪府警に賭博容疑で書類送検されたという。
今年2月の問題発覚後に活動を自粛し、5月5日に1軍昇格。前半戦は22試合に登板して3勝1敗、防御率は5.12だったとのこと。
今年はリリーフに専念しているが、もともと先発としての適性があるといい、今年5月15日に国内FA権を取得したため、来シーズンは移籍しているかもしれないようだ。
「今季の推定年俸は6800万円で、人的補償が発生しないCランク。FA宣言すれば、争奪戦になります。地元の広島カープや、個人的にファンだった阪神タイガースなど、セ・リーグ球団に移るのではないか、といわれていますよ」(スポーツ紙デスク)
縦に割れるスライダーと150キロのストレートにチェンジアップ、スライダーをアレンジした縦変化のカットボールなど、持ち球は超一流だというが、在阪メディア関係者は
「オンラインカジノの対応をめぐって、山岡は防波堤になってくれなかった球団に不満を溜め込んでいるようですね。利用した選手がいながら名前を公表しない球団があった一方で、オリックスが真っ先に山岡の名前を差し出したことに、不快感を抱いている。独特の性格からチーム内で浮いていることもあり、孤立しています。環境を変えることが、飛躍につながるのでは」
と語る。
オリックスのユニフォームを着てプレーする山岡は、今年で見納めかもしれないと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部