2025/9/14 12:55

ドラフト1位投手、日本球界復帰か「2023年に解雇」

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楽天・三木谷浩史オーナーが巨人・田中将大の日米通算200勝に合わせ、恩赦を検討している。2023年に解雇した安楽智大の復帰だ。球界の厄介者・バウアー(DeNA)、中田翔(中日)の獲得も調査。「悪ガキ再生工場」へキャラ変か…?


田中将大の200勝で球界に変化?

野茂英雄氏、黒田博樹氏、ダルビッシュ有に続く史上4人目の日米通算200勝(楽天119勝、ヤンキース78勝、巨人2勝)に王手をかけている田中将大。

8月28日の広島戦で一発ツモとはいかなかったが、巨人ファン以上に期待しているのが、実は楽天ファンだ。

「一昨年オフに楽天が解雇した、安楽智大の恩赦です。自主トレに誘うなど、当時、田中が最も可愛がっていた投手。田中の日米200勝達成の恩赦なら、ファンや選手の理解も得やすい」(楽天担当記者)

田中はMLBのヤンキースに転身する前年の2013年、星野仙一政権で開幕から24連勝(0敗)。楽天に初で唯一のリーグ優勝と日本一をもたらした。’21年に日本復帰する際も古巣を選択。楽天にとってマー君はまさに「神の子」だ。

その神の子が一目置くのが安楽。済美高校(愛媛)2年時に春の甲子園で準優勝。夏の県大会準決勝で最速157キロを記録し、全国に名を馳せた。

3年時は右肘を痛め、春夏とも甲子園出場を果たせなかったが、三木谷氏は「安い楽天、名前がいい」とぞっこん。’14年ドラフト会議で1位指名し、競合したヤクルトを抽選で破り、交渉権を獲得した。

メキシカンリーグで活躍する安楽

9年間で231試合に登板し、18勝21敗3セーブ。防御率3.59。

しかし’23年シーズン後に複数の同僚選手からパワハラ被害の訴えがあり、球団が調査。

暴言や執拗な電話、罰金名目での金銭徴収、さらに逆立ちさせた後輩選手の下着を脱がせ、下半身を露失させたなどのハラスメント行為が判明し、12月1日に自由契約とした。

ただし、球団は「将来的な契約はゼロという発言はできない」と含みを持たせた。三木谷オーナーへの忖度が透けて見える。

その後、安楽は裸一貫で再出発。メキシカンリーグ「レッドデビルズ」で野球と真摯に向き合い、抑えに磨きをかけた。

その安楽と同じレッドデビルズでプレーしたのが、今季2シーズンぶりに横浜DeNAに復帰したトレバー・バウアーだ。

年俸9億円の単年契約も、今季は4勝10敗(9月1日現在)。勝てない上、コーチとの折り合いが解消せず、一触即発の状況。

8月21日の広島戦で相手打者のバットを蹴り飛ばす無礼な行為や、いまだにMLB時代の性的暴行疑惑も響き、契約続行は極めて微妙だ。

そこで楽天は昨季、レッドデビルズの10年ぶりメキシカンリーグ優勝に貢献した安楽の復帰に合わせて「バウアーとのセット獲り」を検討しているという。

続きは週刊実話WEBで。

田中将大「日米200勝達成」で安楽智大に“恩赦復帰”プラン/サマリー|週刊実話WEB田中将大「日米200勝達成」で安楽智大に“恩赦復帰”プラン/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部