岡本和真と村上宗隆、どちらが上か

岡本和真と村上宗隆、いずれの評価が高いのか。ひと足先にポスティングによるメジャーリーグ球団との移籍交渉が発表されたのは、巨人の岡本だが、ヤクルト・村上も同じくポスティングシステムでのメジャー挑戦を表明しているという。
野球解説者の高木豊氏は、メジャーリーガーとしての両者の実力をどうみたか。自身のYouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」(10月23日)で出した答えは「岡本が上」だったとのこと。
「岡本の方が、行ってからの苦労は少ないと思う。メジャーに行った日本人の選手で、守れなくてポジションなくなることが多いからね。吉田正尚も苦労してるのは、バッティングは素晴らしいよ。守備に関していえば、メジャーの中でも高いレベルの選手ではないし。岡本は守れるから。ポジションを取り、打席に立てる権利を得るだろうね」
ゴールデングラブ賞の経験がない村上と吉田に対し、岡本は三塁手部門で2回(2021年、2022年)、一塁手部門で1回(2024年)受賞しているといい、出身球団も影響すると、高木氏は話す。
「ジャイアンツで岡本が育ち、ヤクルトで村上が育ちということで、仮に名門といわれるヤンキースとかドジャースとか、どっちを取るかっていったら、たぶん岡本を取るんじゃないかな。松井(秀喜)という前例があるから。紳士というか、真面目というか、肩書きの中についてるよね。ヤクルトってなると、そのへんはメジャーも日本でどのくらいの位置にいる(球団)かって、リサーチ済みだと思うんだよね。ただ、村上は三冠王だしな。村上が巨人で三冠王獲って(メジャーに)行くってなったら、相当すごいことだよ。岡本も二冠を堂々と獲る実力者だからさ」
大砲2人が日本を離れるのは寂しいが、メジャーで活躍する姿を拝めるのは楽しみだと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部
