『サッカー日本代表』W杯前に下剋上か
Amazon 11月にサッカー日本代表の国際親善試合の2試合が行われ、森保ジャパンは14日にガーナと、18日にボリビアと対戦して連勝を飾った。
来年の北中米ワールドカップ(W杯)に向けて、ポジション争いが熾烈を極める中、注目を集めたのはボランチだ。これまで森保ジャパンでは、遠藤航と守田英正がスタメンのファーストチョイスだったが、序列争いで異変が起きている。
特に評価が急上昇しているのは、ガーナ戦でフル出場したMF佐野海舟だ。マインツ(ドイツ)での好調そのままに、無尽蔵のスタミナでピッチを駆け回り、ボール奪取能力や推進力の高さなど、ハイレベルのパフォーマンスを見せた。
一方、10月シリーズを負傷欠場していた遠藤航が復帰した。ボリビア戦でフル出場を果たすと、黒子に徹するいつものプレースタイルで無失点勝利に貢献。だが、これまでの絶対的存在感は影を潜めた。
「本人は『試合勘はそんなに落ちていない』と否定していますが、所属クラブのリヴァプールで出場機会に恵まれていない影響が大きかった。ポジショニングや動き出しが遅くて、後手を踏んでかわされることもたびたび。パスミスも目立ち、低調なパフォーマンスに終始しました。SNSでも、強烈なインパクトを残した佐野を推す声が多く、W杯本番前に下剋上が起きても不思議ではありません」
試合勘を取り戻すには、出場機会を増やすのが大前提だ。冬の電撃移籍も現実味を増してきたが、過酷な状況が待ち受けていると、前出・サッカーライターは言う。
「今季リヴァプールは成績不振で苦しんでいます。復活のキーマンとして、遠藤待望論が高まる中、10月29日にクリスタル・パレスとのリーグ杯4回戦に久しぶりにフル出場しました。しかし、見せ場を作れないまま、チームも0―3で完敗。アルネ・スロット監督の中でほぼ構想外になっただけではなく、獲得を狙っていたイングランドやドイツのクラブも、前のめりの姿勢から後退したともっぱら。欲しがるクラブがなければ、このままリヴァプールで飼い殺しにされる可能性大です」
絶対的キャプテンは窮地を乗り越えることはできるのだろうかとアサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部

プロバイダならOCN