青木冨貴子さん「アローン・アゲイン」インタビュー 米国人ジャーナリストの夫と過ごした33年「大恋愛でした」
お話を聞いた⼈青木冨貴子(あおき・ふきこ)1948年、東京都生まれ。大学卒業後、1981年にデビュー作となる『ライカでグッドバイ――カメラマン沢田教一が撃たれた...
05月01日 10:00
「ラジオと戦争 放送人たちの『報国』」大森淳郎さんに聞く 銃後の女性に「国策」訴え、戦争協力仕向けた
日本でラジオ放送が始まったのは、治安維持法が制定された1925年。来年で放送100年を迎えます。意外なことに、当初はリベラルな講演を放送したことが結構あるんで...
05月01日 10:00
環境問題を身近に 関心から行動に踏み出すために 金森有子
環境問題に関する意識調査が多く行われている。「環境問題に関心がある」とする人が多いという結果も目立つが、彼らがゴミ削減や省エネ対策に熱心だとは限らない。環境問...
05月01日 10:00
未知の自分に出会うための実践知「人生のレールを外れる衝動のみつけかた」 杉田俊介の新書速報
『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』 谷川嘉浩著 ちくまプリマー新書 990円『「頭がいい」とはどういうことか 脳科学から考える』 毛内拡著 ちくま新書 9...
05月01日 10:00
君のお父さんもお母さんも立派な人だった 増田俊也
昨年、ある大手ゼネコンの幹部と食事する機会があった。2人で和食を食べながら話題はさまざまな方面に及んだ。どんな流れだっただろうか。語り合ううちに「忖度」の話に...
04月30日 10:00
雨穴「変な家 文庫版」 不気味な間取り図に宿る思い
かつて住んでいたというアパートの間取り図を、友人がチラシの裏にパパッと書いてくれたことがある。入居時で築八十五年というから相当な古さだが、それよりも、増改築を...
04月30日 10:00
新書ランキング(丸善 丸の内本店、2024年4月18日〜4月24日)
なぜ働いていると本が読めなくなるのか(三宅香帆、集英社)神聖ローマ帝国(山本文彦、中央公論新社)グローバルサウスの逆襲(池上彰、文藝春秋)バッタを倒すぜアフリカ...
04月30日 07:00
kaiseiさんの絵本「ある犬のおはなし」 大切ないのちについて考えるきっかけに
お話を聞いた⼈kaiseiイラストレーター東京都生まれ、埼玉県在住。2014年に動物の「殺処分ゼロ」を願って手作りの冊子を制作。電子書籍サイトで無償ダウンロード...
04月29日 10:00
旅の選択 澤田瞳子
ありがたいことにこの数年、仕事で遠方に出かける折が増えた。今月は函館、夏には屋久島の取材があるが、そのたび同行予定の編集者さんに、「わたしは陸路で参ります。現...
04月28日 10:00
呪いとは何か 現代に生きる呪術に迫る3冊
文化人類学者による怪異報告書 超自然的な力を利用して望みを叶え、憎い相手に不幸を与える……。そんな呪術はフィクションの中だけのもの、と思うかもしれないが、世界各...
04月27日 10:00
「異国の味」/「カレー移民の謎」 日本人好みのアレンジ生む構造 朝日新聞書評から
「異国の味」 [著]稲田俊輔/「カレー移民の謎」 [著]室橋裕和 海外旅行で食べた本場の味。国内ではなかなか巡り合わない。外国料理店はたくさんあるのに、何で? ...
04月27日 07:00
「時は立ちどまらない」書評 シナリオが写し出す喪失の感情
「時は立ちどまらない」 [著]山田太一 シナリオで東日本大震災を読み解く。初めての経験である。震災1年、3年、5年を「立ちどまらぬ〝時〟」として見すえた三部作は...
04月27日 07:00
「観光地ぶらり」書評 小さな出会いから知る時の流れ
「観光地ぶらり」 [著]橋本倫史 「ぶらり」というタイトルに油断して散歩気分で読み始めると、時空をまたぐ大旅行に連れ出されたことに気づく。 本書は静かに過剰だ。...
04月27日 07:00
「忘れられない日本人」書評 文化遺産をどう次代に託するか
「忘れられない日本人」 [著]小野和子 主に農村共同体に伝わる民話は、日本人の心理構造や生活習慣の深部を映し出す貴重な口承文芸である。この50年余、仙台にあって...
04月27日 07:00
「みんなのお墓」書評 思考の整理拒んで踊りだす文章
「みんなのお墓」 [著]吉村萬壱 たちまちのうちに引き込まれ、目が小走りになりそうなのを自制しながら読み終えた。ところが、いざ書評を書こうとすると言葉が出てこな...
04月27日 07:00
「ソクラテスからSNS」書評 禁止か尊重か 歴史からの問い
「ソクラテスからSNS」 [著]ヤコブ・ムシャンガマ 言論の自由は極めて重要だ。それなしに自由な社会、民主的な社会はあり得ない。ここまでは多くの人が同意するに違...
04月27日 07:00
これぞ、生き方としての文学 青来有一
24歳の頃、地方公務員として働き始め、同時に小説をぽつぽつと書きはじめました。別に将来作家になろうといった考えなどありませんでした。 大学を卒業して2年ほど宙...
04月26日 10:00
「カレー移民の謎」室橋裕和さんインタビュー なぜインドカレーの店にネパール人経営が多いのか?
お話を聞いた⼈室橋裕和(むろはし・ひろかず)1974年生まれ。週刊誌記者を経てタイに移住。現地発の日本語情報誌に在籍し、10年に渡りタイ及び周辺国を取材する。帰...
04月26日 10:00
ソルレダ「わたしの中の黒い感情」 ネガティブな感情から自分を解き放つ案内書
自分を束縛してしまうあなたへ不安 以前、わたしは『耐えてみたらいいことばかり』という本を出版した。10年間のフリーランス生活をまとめたもので、そのときは、休みな...
04月25日 10:00
奈良敏行さん「町の本屋という物語 定有堂書店の43年」インタビュー 「聖地」の息吹はいまも
表紙の裏に、鮮やかなブルーが広がっている。見返しの色は、著者が好んで語る言葉を映している。 本屋の青空。 書棚を前に時を忘れ、遠くに思いをはせ、心が無限に広が...
04月25日 10:00
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