◇11日 愛知大学野球春季リーグ戦 愛知東邦大4―2愛工大(愛院大グラウンド)

 愛知東邦大が開幕からの連敗を6で止め、今季初勝利を挙げた。

 同点に追いついた8回2死二、三塁で河合峻祐外野手(3年・豊川)が勝ち越しの中前適時打を放った。救援登板した愛工大の最速159キロ右腕・中村優斗投手(4年・諫早農)の直球をはじき返した一打に「ジャパンに選ばれた中村選手との対戦を楽しみにしていたので、打ててうれしい」と笑った。

 愛知東邦大は前週が空き週だったため、2週間かけて”中村対策”を徹底。打撃投手に近距離から投げてもらい、速球打ちを練習した成果が出た。

 チームは現在、2カードを残して勝ち点0。「入れ替え戦は絶対に回避したいので、まずは愛工大戦で勝ち点を取りたい」と言葉に力を込めた。