郷土の偉人に利他の精神継承を誓う 松前で「義農祭」 2024/04/23 13:00 義農作兵衛の銅像の写真を掲げた祭壇に献花する出席者=23日午前、松前町筒井の義農公園 (愛媛新聞ONLINE) 江戸時代に自らを犠牲にして麦種を守り、多くの人の命を救った愛媛県松前町の偉人・義農作兵衛(1688〜1732年)を顕彰する義農祭が23日、同町筒井の義農公園であった。式典があり、町民ら約100人が利他の精神の継承を誓った。 1732年の享保の大飢饉(ききん)で餓死者が続出する中、作兵衛は「一粒の種子が来年には百粒にも千粒にもなる」と麦を一粒も食べることなく亡くなった。作兵衛が残した麦種を村人が分け合ってまき、翌年は豊作になったという。 祭愛媛県中国/四国愛媛県松前町 シェア ポスト goo blog