4日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比11銭円高ドル安の1ドル=151円56〜59銭。ユーロは96銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円31〜40銭。

 前日に米国で発表された雇用関連の経済指標が市場予想を上回り、早期利下げ観測が後退して円売りドル買いの動きが出たものの、その後の経済統計の結果が弱い数字となり、東京市場ではドル売りが先行した。

 外為ブローカーは「政府、日銀による為替介入を警戒し、152円の節目を前に足踏みしているようだ」と話した。