4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比01銭円安ドル高の1ドル=151円68〜70銭。ユーロは1円32銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円67〜71銭。

 日経平均株価の上昇を受けて投資家がリスクを取る姿勢を強め、相対的に安全とされる円が売られた。米長期金利が時間外取引で上昇すると、日米の金利差拡大を意識したドル買い円売りも出た。

 市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を占う上で重要な米雇用統計の発表を週末に控え、様子見姿勢が続いた」と話した。