【モデルプレス=2024/04/01】乃木坂46の山下美月、俳優の倉悠貴、西垣匠が、11月22日公開の映画『六人の嘘つきな大学生』に出演することが発表された。

◆「六人の嘘つきな大学生」実写化

2021年に刊行されるやいなや「2022年本屋大賞」ノミネートをはじめ様々なランキングを席巻、現在までに累計40万部を突破している浅倉秋成による小説『六人の嘘つきな大学生』(角川文庫刊)。

就職活動を舞台に六人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく“密室サスペンス”要素と、そこで明らかになった六人の「嘘」と「罪」の真相が、クライマックスで次々と伏線回収される“青春ミステリ”要素を圧倒的なクオリティで掛け合わせ、人気を博している小説を『キサラギ』(2007年)で第50回ブルーリボン賞作品賞、第31回日本アカデミー賞優秀作品賞・優秀監督賞、第12回新藤兼人賞銀賞などを受賞し、その後も『ストロベリーナイト』(2013年)、『ういらぶ』(2018年)など多数の話題作を生み出した佐藤祐市がメガホンを取り、脚本を劇団「東京マハロ」主宰、ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』で第35回向田邦子賞受賞した矢島弘一が務め実写映画化する。

◆山下美月、乃木坂46卒業後初の映画出演作決定

主人公・嶌衣織(しま・いおり)役の浜辺美波と、波多野祥吾(はたの・しょうご)役の赤楚衛二、九賀蒼太(くが・そうた)役の佐野勇斗に続き、新たに3人の大学生キャストが解禁。ついに“六人の嘘つきな大学生”の全貌が明らかとなった。

お茶の水女子大学で国際文化を学び、語学力と人脈に絶対的自信を持つ学生・矢代つばさ(やしろ・つばさ)を演じるのは山下。山下は乃木坂46第3期生としてデビューし、アイドル活動を行いながら、ファッション誌「CanCam」の専属モデルを務め、俳優業では連続テレビ小説『舞いあがれ!』や日曜劇場『下剋上球児』に出演するなど、多方面で活躍の場を広げている。今年の5月に乃木坂46を卒業する山下にとって、本作が卒業後初の映画出演作となる。

矢代という役については「不器用な性格故に誤解されやすく、けれど真っ直ぐで愛おしいキャラクターでした。強気な発言の裏に隠れる脆さもあり、共感できる部分も多かったです」と自身と重ね合わせながら演じた様子。「思う存分六人全員を疑って、そして信じていただけたら嬉しいです」と熱い想いも語った。

◆倉悠貴「世代を選ばず、多くの方に楽しんでいただける」手応え語る

一橋大学社会学部社会学科の学生で、口数が少なく冷静な性格だが分析力に優れており、公認会計士の資格を持つ森久保公彦(もりくぼ・きみひこ)を演じるのは倉。倉は2019年にドラマ『トレース〜科捜研の男〜』で俳優デビュー後、翌年には映画『夏、至るころ』で映画初出演にして初主演を務め、その勢いのまま2021年に連続テレビ小説『おちょやん』で朝ドラ初出演を果たすと、昨年公開された映画『OUT』では主人公の不良少年を見事に演じ切った。

本作について倉は「多くの人が経験する就活の中で浮き彫りになっていく人の本質と多面性、散りばめられた伏線、ワンシチュエーションでの会話劇。世代を選ばず、多くの方に楽しんでいただけると思います」と手ごたえを感じるコメントを寄せた。

◆西垣匠「心が躍るような気持ちでした」

高校時代は野球部のキャプテンでスポーツマン、明治大学国際日本学部に在学し、ボランティアサークルの代表を務める袴田亮(はかまだ・りょう)を演じるのは、西垣。西垣は2022年にドラマ『みなと商事コインランドリー』のイケメン高校生役で世間の注目を浴び、2023年は4クール連続でドラマ出演。ファースト写真集『匠-sho-』は再重版が決定し、先月自身初のカレンダーも発売するなど、大きな躍進を遂げている。

元々原作のファンだったという西垣は、「この作品に携わることが出来ると知ったときは心が躍るような気持ちでした」とオファーを受けた時の喜びを語ると、「最後まで気持ちを切らさずに頑張れたのは、共演者みんなで励まし合い、ディスカッションし合いながら、作品作りができたからだと思います」と、作品の中の世界だけではなく、厳しい撮影も六人で一丸となって乗り切ったことを明かした。

◆ティザー映像も解禁

また、このたび“ティザー映像〜嘘つきのあなたへ篇〜”も公開。本編映像が初解禁となった。

嶌衣織による「この中に嘘つきがいること、私は知っているから」という衝撃の告白から始まる映像は、最終選考に残った優秀で善良な六人が、謎の告発文をきっかけに裏の顔が暴かれることで、疑い合い、豹変していく姿を映し出した緊迫感のある映像となっている。果たして嘘つきは誰なのか。六人の本当の姿とは。(modelpress編集部)

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