津久見市役所の新しい庁舎を移転するか建て替えるかを問う住民投票に向けて市議会の臨時議会が開かれ議論が続いています。

臨時議会では、新しい庁舎の整備に関する条例案と住民投票にかかる経費1600万円あまりを計上した補正予算案が出されました。石川市長は「住民投票で市民の意思決定をし後世に負担を残さないような庁舎移転をしたい」と説明しました。新しい庁舎については閉校する中学校などを活用し移転する案と津久見港の近くに新しく作る案があります。市が負担する費用は移転案の場合がおよそ16億円で、新設案の場合は19億円あまりです。2025年度中の完成を目指していましたが3月議会でも結論は出ず石川市長は4月下旬にも住民投票をしたい考えです。この後、特別委員会で住民投票の成立条件を設けるかなどについて議論されます。