かつてローマでプレーした元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、先週末にダービーで敗れたラツィオを酷評したとのこと。

鎌田大地も先発出場したローマダービーで、ラツィオは前半のうちにジャンルカ・マンチーニのヘディングシュートで失点。それからゴールを奪い返すことができず0-1で敗れている。

先日マウリツィオ・サッリ監督が退任したため、イゴール・トゥドール氏を新指揮官に迎えたものの、まだ劇的な改善には至っていない。

ナインゴランはこの試合を『Controcalcio』のライブストリームで解説し、ラツィオを以下のように批判したとか。

「ラツィオは本当にひどいと思ったね。最近監督が代わったということは関係なく、ローマダービーでルイス・アルベルトをベンチに置いておけるわけがない。なぜそんなことができるのか?彼はラツィオで唯一クオリティが高い選手だ。

グエンドゥージは走り方しか知らない。私から見れば彼は本当にひどい。そう言っておこう。

ミリンコヴィッチ=サヴィッチを売って、なぜそのような選手に置き換えたのか。彼は調子が良くないし、ラツィオも調子が悪い。

グエンドゥージの特徴を教えてほしいよ。何ゴール決めたんだ?彼はスピードがないし、強くもない。ラツィオに向いていない。忍耐力だけの普通の選手だ。ラツィオには違いを生み出せる選手が十分にいない。

私はインモービレのスタイルが好きではないが、ラツィオにとって彼は非常に重要な選手だ。

彼がプレーするためには中盤にルイス・アルベルトのような選手が必要なのに、なぜベンチに置いてしまったのか?

バレンティン・カステジャノスを使うのであればルイス・アルベルトでなくても構わないがね。その際には中盤で別の選択肢ができるだろうが」

昨年夏に中心的なアタッカーであったセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチをサウジアラビアへ放出して以降、チームの再構築がうまくいっていないラツィオ。

ローマ戦ではボランチにマッテオ・グエンドゥージとマティアス・ベシノ、シャドーにイサクセンと鎌田大地という配置で臨んだものの、ナインゴランは「インモービレを起用するならルイス・アルベルトをなぜ使わないのか」と感じていたそうだ。