老朽化によって解体された木造の復元船「サン・ファン・バウティスタ号」の後継となる、4分の1サイズの新しい船の設置工事が、宮城県石巻市で始まりました。17日は船の先端部分が運び込まれ、作業員が展示スペースに設置していきました。

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「サン・ファン号」は、およそ400年前、伊達政宗の命を受け海を渡った慶長遣欧使節団の船で、原寸大の復元船は老朽化により2022年に解体されました。新しい船は、強化繊維プラスチックで造られ全長14・2メートルです。5月下旬に完成する見込みで、今年秋ごろの一般公開が予定されています。