声優・高山みなみ、俳優・大泉洋(51)らが13日、都内で行われた、劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の公開記念舞台挨拶に登壇した。
青山剛昌氏による人気漫画が原作で、映画シリーズ27作目の最新作。北海道・函館を舞台に、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀をめぐる物語を描く。
12日の公開初日に観客動員数63万人、興行収入9.6億円を記録。シリーズ歴代No.1の前作「〜黒鉄の魚影」対比で112%の好スタートを切った。
主人公・江戸川コナン役の高山は、「昨日って金曜日じゃない?」と驚き、「いつも公開記念の舞台挨拶で皆さんの顔を見て無事に始まったと思う。すごくうれしい」と声を弾ませた。
ゲスト声優を務めた大泉も「平日から何やってんですかね。働きなさいって」と目を丸くし、「10億円なんて、我々実写の映画に出ている役者にしてみたら1、2カ月の興行期間中の目標ですよ。それを1日でコナンくんは…」とぼやいて笑わせた。
大泉は北海道警捜査一課の刑事・川添善久を演じたが、今後のシリーズ出演を熱望し舞台上で各キャラクターのモノマネを披露。人気キャラ・服部平次に手応えを感じていたが、直後に青山氏から川添が描かれたサイン色紙をプレゼントされ、「やったー!めっちゃうれしい!やっぱり僕善久で行きます。先生、善久のスピンオフを描いてください」と大喜びだった。