1日から「池に放したり許可なし売買は罰則対象」“赤いアイツ”アメリカザリガニを捕獲 宮城・大崎市

赤い体に大きなハサミ、アメリカザリガニです。宮城県大崎市のため池で、駆除の作業が行われました。法改正により、池に放すなどの行為は、1日から罰則の対象となります。

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大崎市鹿島台のため池では、絶滅危惧種の淡水魚の保護に取り組んでいるNPO法人が、アメリカザリガニの駆除に取り組んでいます。

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一週間前に仕掛けた捕獲装置には、20匹ほどがかかっていました。駆除を3年続けた結果、捕獲数は3分の1にまで減ったということです。

シナイモツゴ郷の会 高橋清孝理事長:
「野外の池などでは、水草を全部食べつくしたり貝類も食べてしまい非常に悪影響を及ぼしてしまう」

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アメリカザリガニは、1日から環境省が定める「条件付き特定外来生物」に指定され捕獲や飼育はできますが、池に放したり許可なく売買したりする行為は、罰則の対象となります。

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捕獲したアメリカザリガニは、ザリガニ料理を研究している南郷高校に渡すということです。作業をしたNPO法人では、アメリカザリガニを食材として販売することも考えていて、許可の申請を検討しているということです。

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