【ヴィクトリアマイル・厩舎直送】重賞6勝馬メイケイエールは折り合いだけがカギ 「マイルをこなすポテンシャルはありますので」

馬房で穏やかに過ごすメイケイエール ヴィクトリアマイル2023

[GⅠヴィクトリアマイル=2023年5月14日(日曜)4歳上牝、東京競馬場・芝1600メートル]

 デビューからすでに重賞6勝を挙げているメイケイエール(5・武英)。前走のGⅠ高松宮記念は直線でスムーズさを欠いて12着に終わったが、力負けでないのは確か。展開ひとつで、初のビッグタイトルを奪取できる底力は十分にある。

「折り合いがつけば、ですね。マイルをこなすポテンシャルはありますので。大きな走りをしますので、包まれずに競馬ができるほうがいいかもしれません」

 担当の吉田助手が確かな口調で説明する。1週前追い切りを消化した6日の段階で、馬体重は492キロ。短期放牧を挟んだが、中間はこれまで以上に落ち着いた様子を見せている。強めの調教もきっちりと消化。仕上がりに関して不足はなく、8日朝のムードも上々だった。

「穏やかですね。いい感じです。順調にきていますね。前回くらいの体重(486キロ)で出走できれば、一番いいですね」と同助手は説明した。

 今回は3歳時のGⅠ桜花賞以来となる同世代・ソダシ(須貝)との直接対決。当時は制御不能に陥り、最下位18着と白毛のアイドルに後塵を拝したが、パワーアップした姿を見せつけたいところだ。

著者:東スポ競馬編集部

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