2か月ぶりでも仕上がりに不安のないライトバック
2か月ぶりでも仕上がりに不安のないライトバック

桜花賞2024

[GⅠ桜花賞=2024年4月7日(日曜)3歳牝、阪神競馬場・芝外1600メートル]

 ライトバック(茶木)がリステッド・エルフィンSで2着に退けた相手がチューリップ賞の勝ち馬スウィープフィート。この事実から、能力の高さがうかがい知れる。決め手の鋭さは今度のメンバーに交じっても遜色はない。展開一つでチャンスがあるだろう。

「新馬戦で鋭い脚を使ったので、クラシックを目指そうということに。(テンションが上がらないように)エルフィンSの前からハミを工夫して、馬場でゆったりと乗るようにしています」

 気分が高ぶり過ぎないように、担当の高橋一宝助手は細心の注意を払いながら調整を行っている。約2か月ぶりの実戦になるが、乗り込み量は足りており、仕上がりに不足はない。

「この馬の良さは瞬発力とスピード。(阪神の最後の)坂も気にしないと思います。折り合いだけですかね、不安は。ペースが流れてくれたほうが競馬はしやすいと思います」と同助手は結んだ。

著者:東スポ競馬編集部