3度の世界ドラコン王者に輝いたカイル・バークシャー(米国)が自身のインスタグラムを更新。ショートホールで叩いてしまった痛恨のダブルボギーを動画で公開した。


「このパー3はメチャクチャだ!」と書き始めたバークシャー。しかし続けて「サンドホロー・リゾートの15番ホールは、巨大な渓谷の端に位置し、遠くにはユタ州南部のレッドロック・メサの素晴らしい景色を臨むことができ、本当に素晴らしいです」とホールの美しさを称賛した。
 
「とても美しいのですが、同時に信じられないほど難しかったです」と、その美しさに隠された難しさに直面したことを明かすバークシャー。ショートホールとはいえ、距離は230ヤード。「遠くのグリーンは小さく見え、グリーンの左は危険なので、右を狙わなくてはなりません。ドローを打とうとしましたが、フェイスが開いたままで右のラフへ。何とかバンカーは避けましたが、とても難しいアプローチが残されました」と自らティショットのミスを解説。
 
しかし、待ってもらいたい。バークシャーが231ヤードのティショットで選んだクラブは7番アイアンだった。男性のアマチュアゴルファーならばドライバーの飛距離だ。ここにもドラコン王者の飛距離が明確に表れていた。
 
高い位置からのアプローチはピンの手前に落としたように見えるが、コロコロとグリーンの奥まで転がってしまった。そこからのアプローチは5フィート(約1.5メートル)のショート。ボギーパットは明らかなミスで、思わずパターを見つめるバークシャー。最後は5打目をタップイン。「私のベストホールではありませんが、時にはそれもゴルフです」と、痛恨のダブルボギーもすべて公開した。
 
この投稿には数多くのコメントが寄せられると、バークシャーは丁寧に回答。「失敗したホールも見せてくれるのが好き」との声には「ゴルフの現実を見せるためにね」。「この投稿が気に入った、ゴルフは難しいね」には「ゴルフは謙虚なゲームなのです」。「自分も同じところに打ち込んでしまったよ」には「ここは人気スポットだね」。「最初のアプローチが…」との指摘には「私もスピンをかけましたが、グリーンでは止まりませんでした」と振り返っていた。
 
それにしても荒涼とした砂漠地帯に作られたゴルフコース。背景に広がる景色には驚かされるばかりだ。皆さんはこのコース、挑戦してみたいと思われますか?


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