3月21日、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は進化型GRヤリスをベースとし、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)所属ラリードライバーが監修した特別仕様車『GRヤリス RZ“High performance・Sébastien Ogier Edition(セバスチャン・オジエ・エディション)”』と『GRヤリス RZ“High performance・Kalle Rovanperä Edition(カッレ・ロバンペラ・エディション)”』の抽選申し込みを全国のGRガレージ店頭にて3月21日から開始すると発表した。

 台数は各モデル限定100台ずつで、抽選申込み期間は3月31日まで。当選連絡は4月18日を予定している。車両価格は両モデルとも845万円(税込)となっている。

 進化したGRヤリスの特別仕様車“オジエ・エディション”と“ロバンペラ・エディション”は、「ラリーの現場でクルマを鍛え、成長させてくれるドライバー、その機会を与えてくださるすべてのチーム、主催者を含む関係者のみなさま、そして、ファンのみなさまへ感謝を伝えたいという」モリゾウの想いの下で開発されたもの。

 8度のWRCチャンピオンが監修した“オジエ仕様”には新規色のマットステルスグレーを、史上最年少で王座に座った現2連覇王者ロバンペラの名を冠するモデルは“三色塗装”をそれぞれのボディカラーに採用している。“三色塗装”には、ロバンペラの友人のデザイナーによるデザインを採用。カッティングシートなどは使用せず、塗装のみで三色に塗り分けられている。

 また、標準モデルの4WDモードは“TARCK”、“NORMAL”、“GRAVEL”となるが、“オジエ・エディション”と“ロバンペラ・エディション”の2台は各ドライバーの好みに合わせた走りを実現するため、本モデル専用の四駆制御モードを開発。

 標準モデルの“GRAVEL”、“TRACK”と置き換えるかたちで、前者はオジエの力強くも繊細な走りに合わせた“SEB.モード”、モリゾウが開発した加減速に応じた制御がされる”MORIZO”モードを、ロバンペラ・エディションには、若き“フライング・フィン”が得意なドリフト走行とドーナツターンを容易にする“DONUTモード”と、振り回しながらも速く走るモードの“KALLEモード”の、それぞれ2モードずつの専用制御を設定している。

 先述のとおり、改良型GRヤリスに設定された“オジエ・エディション”と“ロバンペラ・エディション”の車両価格は845万円(税込)で、それぞれ100台の限定発売となる。

■抽選概要
■店頭申込み(GRガレージ限定):3月21日(木)〜3月31日(日)
■当選連絡:4月18日(木)
■商談時期:4月18日(木)以降