WRC第3戦 サファリラリー シェークダウン

27日 ナイバシャ(ケニア) ペン&カメラ=古賀敬介

 世界ラリー選手権(WRC)は欧州外のテストが禁止されているため、アフリカで開催のサファリラリーでは、シェークダウンテストにも熱が入る。各チームとも、さまざまな調整にトライ。前戦に続いて出場するトヨタガズーレーシング(TGR)のカッレ・ロバンペラが、3分32秒1の最速タイムを刻んだ。

 走行を終えたロバンペラは「ここでは何が起きるか分からない。(タイムが良くても)あまり余計な期待はしない方がいい」とし、各所にワナが潜む高速グラベル(未舗装路)ラリーに向け、気を引き締める。ましてや今年は伝統の雨期での開催。ひとたび雨が降れば予測不能だ。

 ロバンペラから0・2秒差にティエリー・ヌービル、同0・3秒にエサペッカ・ラッピが続き、ヒョンデが2、3番手。TGRの勝田貴元は、同3・9秒遅れの7番手タイムだった。