フランス生まれの上質なフレーバードティーの専門店「LE SALON DE NINA’S(ル サロン ド ニナス)クイーンズスクエア横浜店」。マリー・アントワネットも好んだと伝えられる花のフレグランスを茶葉に移した紅茶を、ポットから注いでいただく優雅なひと時が過ごせます。横浜のみなとみらいを一望するサロンで、ゆったりとくつろぎながら味わってはいかがでしょうか。

フレンチスタイルのフレーバードティーのショップ

パリのヴァンドーム広場のすぐ近くに本店を構える紅茶ブランド「NINA'S(ニナス)」。17〜18世紀にヴェルサイユ宮殿の貴族たちに愛されたというフレグランスを使ったフレーバードティーを扱い「LE SALON DE NINA'Sクイーンズスクエア横浜店」は日本におけるその1号店です。

まるで瀟洒な邸宅のリビングにでも招かれたような店内は落ち着いた雰囲気で、ガラス張りの向こうにはテラス席が広がり明るく開放的。テラスからはみなとみらいの景色を一望します。

花の香りをこよなく愛したという王妃のお気に入りを茶葉に

NINA'Sの前身は1672年にマルセイユで創業した香料メーカーで、香水の原料となるローズやラベンダーなどの香料「アロマ」をヴェルサイユ宮殿に納めていたのだそう。ルイ14世やマリー・アントワネットにも献上した実績があり、特にラベンダーやバラのフレグランスは、マリー・アントワネットのお気に入りだったのだとか。

こうしたフレグランス作りの高い技術は今なお受け継がれ、現在はNINA'Sの紅茶のフレーバーとして世界中で愛されています。天然のアロマや花びら、フルーツピースなど植物由来の香りを経験豊富なティーブレンダーが丹念に香りづけした茶葉は、どれをとっても奥深い味わいです。

店頭ではフレーバードティーやスコーンなどを販売。素敵な缶に入ったリーフティーやティーバッグは大切な方へのギフトはもちろんのこと自分へのご褒美にも最適ですよ。

秘密の菜園で収穫したバラとリンゴの香り漂うスぺシャリテ

ヴェルサイユ宮殿のとなりには、ルイ14世が作らせたという「秘密の菜園」とよばれる広大な菜園があり、今も果物や野菜が収穫されています。この菜園で栽培されたバラとリンゴのアロマからセイロン茶葉に香りを移したのが人気の「オリジナル マリー・アントワネットティー」です。ポットから注ぐと品のいい甘い香りがほんのりと広がります。マリー・アントワネットが好んだと伝えられる香りの紅茶をケーキやスコーンなどと一緒にぜひ味わって。

上質な紅茶を選んでリッチに過ごすひととき

旬のフルーツを使ったスイーツが盛りだくさんのアフタヌーンティーが季節ごとに登場します。3月上旬からは「春のアフタヌーンティーセット」です。上段には苺のタルトやローズフィナンシェなどのスイーツ、下段にはキッシュやサンドイッチなどのセイボリーとスコーンといった多彩な盛り合わせ。好きな紅茶を選んで召し上がれ。

みなとみらいの景色を楽しむランチタイム

食事はパスタやフランスのブルターニュ地方の郷土料理のそば粉を使用したガレットがあり、それぞれにドリンクがつきます。紅茶はおすすめのクラシックティーやフレーバーティーが数種類。取材では「キャラメルとバニラの香りのアイスミルクティー 」をオーダーしました。生クリームをたっぷりトッピングしてひんやりとしたフレーバードティーは、温かいポットの紅茶とはまた一味違った味わいです。みなとみらいの開放感あふれる景色を眺めながら、ゆっくり楽しんでくださいね。