大阪・関西万博開幕までまもなく1年だが…

 吉本興業ホールディングス(HD)前会長で大阪・関西万博催事検討会議共同座長の大崎洋氏が9日、都内の日本外国特派員協会で行われた会見に出席。ダウンタウン・松本人志について言及した。

 週刊文春に女性問題を報じられ、発行元の文藝春秋を訴えた第1回口頭弁論が3月28日に終わっている。ダウンタウンは大阪・関西万博のアンバサダーを務めており、活動休止中の松本について質問が飛んだ。

 大崎氏は、「ご存じのように係争中なのでコメントはちょっと差し控えるしかないと思います。仕事は全面的に休職をするとのことなので、休職をしているということだと思います」と言葉少なに話した。催事イベントについてはじょう舌に語っていただけに、対照的な姿を見せた。

 なお、万博の公式サイトには、顔写真とともに「この度は大阪・関西万博のアンバサダーという大役を仰せつかり、ありがたき幸せです。浜田がやる気のない分、僕が頑張ります(笑)」との松本のコメントが掲載されたままとなっている。

 現在161か国が参加表明している万博は来年4月13日に開幕。会場の夢洲(ゆめしま)では急ピッチでパビリオンの建設や工事が進められているが、350億円を投じる全長約2キロの木造の大屋根「リング」が「世界一高い日傘」と批判されるなど、逆風にさらされている。

※大崎洋の「崎」の正式表記はたつさきENCOUNT編集部/クロスメディアチーム