日経平均は210円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが、東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.68%上昇と、ダウ平均(0.14%上昇)やナスダック総合指数(0.66%上昇)と比べて上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。一方、日経平均が心理的な節目の30000円に近付いていることから、利益確定売りが出やすくなっている。また、主要企業の3月期決算発表が一巡したことから、当面、手掛かり材料難となるとの指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。