(13時40分現在)



S&P500先物      4,204.50(-0.25)

ナスダック100先物  13,875.00(+17.00)





米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は20ドル安。長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。





19日の主要3指数は反落。マイナスへ転じた後は下げ渋り、ダウは109ドル安の33426ドルで取引を終えた。銀行の合併がさらに必要になるとのイエレン財務長官の発言が伝えられ、金融を中心に売り先行。また、債務上限問題に関する与野党協議は進展せず、デフォルト懸念も売り要因に。ただ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の見解により利上げ長期化観測は後退し、金利高抑制を背景とした買戻しが相場を支えた。





本日は下げ渋りか。債務上限問題は歳出削減の規模でホワイトハウスと議会の主張が折り合わず、6月1日の期限に向け政治的駆け引きが続く。目先も協議の難航によりデフォルトを警戒した売りが出やすい。半面、パウエル氏が想定ほどタカ派的な政策スタンスでなかったため、FRBによる引き締め長期化観測はいったん収束。今晩の当局者発言次第では金利高が抑えられ、ハイテクや景気敏感などへの買いが指数をサポートしそうだ。