NY外為市場で欧州通貨高でドルは軟調推移となった。米小売売上高や生産者物価指数(PPI)の発表待ちで調整色も強まった可能性がある。欧州中央銀行(ECB)の4月の利下げ観測後退で、ユーロ買いが優勢となったことに連れ、ドルの売り圧力となった。



ユーロ・ドルは1.0947ドルまで上昇したのち1.0931ドルまで反落も再び高値圏に戻し、底堅く推移した。ポンド・ドルは1.2809ドルまで上昇後、1.2787ドルへ弱含んだが下値も限定的となった。

ドル・円はドル売りと円売りが交錯し、148円00銭から147円70銭へじり安推移した