日経平均は142円安(9時5分現在)。今日の東京市場は売りが先行した。先週末の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は先週末までの4日続伸で2100円を超す大幅高となり、連日で過去最高値を更新したことから、高値警戒感が意識された。一方、先週末の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=151円30銭台と引き続き円安水準で推移していることが輸出株などの株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調に推移している。