16日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、154円18銭から154円42銭まで値を上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針が見込まれ、上昇基調を維持。日本の円安けん制も反応は薄く155円を目指す展開となった。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円18銭から154円42銭、ユーロ・円は163円68銭から163円93銭、ユーロ・ドルは1.0606ドルから1.0628ドル。

【経済指標】

・中・3月鉱工業生産:前年比+4.5%(予想:+6.0%)

・中・3月小売売上高:前年比+3.1%(予想:+4.8%)

・中・1-3月期GDP:前年比+5.3%(予想:+4.8%、10-12月期:+5.2%)

【要人発言】

・林官房長官

「為替市場の動向を注視しつつ、万全の対応を行いたい」

「為替介入について具体的見解を言うことは差し控える」