4日の東京市場でドル・円は小じっかり。米金利の持ち直しでドル買い先行で、朝方の151円54銭から上昇基調に。また、日経平均株価の強含みによる円売りもドルを押し上げた。午後は伸び悩む場面もあったが、夕方にかけて151円74銭まで上値を伸ばした。

・ユーロ・円は164円26銭から164円70銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0833ドルから1.0857ドルまで値を上げた。

・日経平均株価:始値39,928.33円、高値40,243.02円、安値39,773.14円、終値39,773.14円(前日比321.29円高)

・17時時点:ドル円151円60-70銭、ユーロ・円164円60-70銭

【要人発言】

・鈴木財務相

「為替、高い関心を持って注意深くみている」

・中島日銀大阪支店長

「円安はプラスとマイナスの両論ある」

「人件費の価格転嫁、議論の俎上に載せやすくなったとの受け止め広がる」

「持続的賃上げへ企業のマインドセット変わってきている」

「中小企業にもある程度賃上げ波及の期待感」

【経済指標】

・スイス・3月消費者物価指数:前年比+1.0%(予想:+1.3%、2月:+1.2%)

・独・3月サービス業PMI改定値:50.1(予想:49.8、速報値:49.8)

・ユーロ圏・3月サービス業PMI改定値:51.5(予想:51.1、速報値:51.1)