神戸物産<3038>



2024年10月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比12%増の1209.04億円、営業利益は同34.6%増の85.31億円だった。為替の急激な変動や物価高騰等を理由とした仕入れコストの上昇による個人消費の落ち込みを背景に、消費者の節約志向が高まったことで業務スーパーの低価格商品を求める顧客の来店につながり、さらにメディア露出やSNSの影響もあり業績が拡大した。





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200日線水準での底堅さが意識されるなか、3月4日に付けた19820円を戻り高値とした調整においても、200日線が支持線として機能している。心理的な抵抗である2万円に接近しており、同水準を捉えてくるようだと、昨年9月の戻り高値20950円が意識されてくる。一方で、抵抗線に跳ね返される局面においては、200日線水準での押し目狙いのスタンスに向かわせよう。