UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝・1stレグが現地時間9日に行われ、レアル・マドリードはマンチェスター・シティと対戦する。この一戦を前に、チームに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが意気込みを語った。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が8日に報じている。

 昨シーズンのCL準決勝と同じカードが、今季は準々決勝で実現した。昨年5月に行われた1stレグにおいて、リュディガーとシティのFWアーリング・ハーランドのマッチアップが大いに注目された。試合は1-1のドローに終わったが、リュディガーはハーランドをほとんど無力化していた。

『ムンド・デポルティーボ』も昨年の2人のマッチアップについて、「リュディガーはハーランドを効果的に抑え込み、タッチ数をわずか21回に抑え、決定的なチャンスを与えず、守備の才能を遺憾なく発揮した」と伝えている。

 リュディガーは今回の試合でも昨シーズンの戦いを再現したいと考えているようで、試合前の記者会見で次のように述べている。「(昨シーズンの試合で)我々はボールをうまくコントロールできたし、ハーランドはあまりボールを持たなかった。今度の試合でも、昨年と同様にハーランドのような危険な選手をコントロールできるように努めるよ。あの決戦は個人的なものとして受け止めるつもりだ」

 なお、昨年は2ndレグでレアル・マドリードはシティに4-0で敗れ、ベスト4で敗退した。

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