プレミアリーグ第32節、ブライトン対アーセナルの試合が現地時間7日に行われ、ブライトンは0-3の敗戦を喫した。ブライトンに拠点を置く地元紙『ジ・アーガス』が、ブライトンのファンに感想を聞き、日本代表MF三笘薫やMFソロモン・マーチが欠場している影響が大きいとの見解を示している。

 三笘は今季公式戦26試合に出場し3得点5アシストを記録。チームの攻撃を牽引する役割を担っていたが、腰や背中の負傷により、プレミアリーグ第26節のエバートン戦から欠場していた。また、マーチは今季開幕戦のルートン・タウン戦から2試合連続ゴールを決める好スタートを切ったが、右膝の負傷により、昨年10月から長期離脱している。攻撃のキーマンを失ったブライトンは10位に沈み、浮上のきっかけを掴めないでいた。

 ブライトンの現状を踏まえ、同紙は「我々は将来を見据えた。ヨーロッパから遠ざかるのか、それともシーズンの終盤へ向けてビッグフィニッシュを期待すべきだろうか?」という疑問を投げかけている。そして、アーセナル戦の印象についての問いに、ティム・アイリング氏は「アーセナルはとても良かったので言うのは難しいが、かつてのようなフリースコアを獲得できるチームのように見えなくなったのは残念だ。何よりも、ブライトンは三笘とマーチのドリブルスキルが欠けている」と答え、三笘とマーチの重要性を強調した。

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