エールディビジ(オランダ1部)第30節、AZアルクマール対RKCヴァールヴァイクが現地時間13日に行われた。ホームのAZが3-2の勝利を収めている。AZに所属するサッカー日本代表DF菅原由勢が逆転勝利に繋がるゴールを決めて、チームの勝利に貢献した。

【動画】菅原由勢の強烈弾がこれだ!

 残留争いをしているRKCをホームに迎えたAZだったが、開始3分と42分にデイビット・ミンにゴールを決められ、2点を先行されてしまう。前半はAZの2点ビハインドのまま終了となった。

 そして、AZの日本人右サイドバックが反撃の狼煙を上げるゴールを決める。66分、右サイドでボールを受けた菅原はイブラヒム・サディクにパスを送る。相手DFの背後を取った菅原はサディクからリターンパスを受けてペナルティエリア右へ侵入。角度のない位置から右足を振り抜くと、強烈なボールがゴールに突き刺さった。

 角度のない位置からの難しいシュートだったが、正確無比なコントロールシュートを放った。さらにボールスピードもあり、強烈なボールがゴールに決まった。サイドバックでありながら、エリア内まで侵入し、FW並みのシュートも決めることができるのは菅原の魅力の一つだ。

 このゴールで1点差としたAZは75分にサディクが同点弾。さらに、エヴァンゲロス・パヴリディスが77分にゴールを決めて、AZが逆転勝利となった。

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