菅原のゴールをきっかけにAZが逆転勝利

 オランダ1部AZアルクマールの日本代表DF菅原由勢は現地時間4月13日、リーグ第30節ワールワイク戦に先発フル出場し3-2の勝利に貢献した。この試合で反撃の狼煙となるゴールを挙げたなか、豪快な一撃にSNS上で反響が寄せられている。

 AZはこの試合、前半3分にワールワイクFWダビド・ミンに決められ出鼻を挫かれる。さらに同42分、菅原の横パスを奪ったミンがセンターサークルからシュート。約50メートルのロング弾を沈め、ワールワイクがリードを2点に広げた。

 後半に入ると、21分にAZが反撃。口火を切ったのは菅原だった。敵陣右サイドでボールを持った菅原が外に開いた味方にボールを預けると、ニアゾーンへ加速。引き出したボールをダイレクトでファー天井に突き刺し1点を返した。これが呼び水となってか、AZは同30分と32分に立て続けにゴールを挙げ逆転。ホームの観衆の前で劇的な勝ち方を見せた。

 菅原の豪快弾は試合後、SNS上で話題に。「この角度からは凄い」「一瞬でアドレナリンが出ました」「いいゴールだなあ」といった驚愕や称賛の声が寄せられた。3月にはオランダ紙が選ぶ月間MVPにも輝いた菅原。シーズン佳境でのさらなる活躍に期待が懸かる。

FOOTBALL ZONE編集部