現地6日、豪ランドウィック競馬場でG1イングリスサイアーズ(2歳、芝1400m)が行われ、J.コレット騎乗のマナールが接戦を制した。

 前半は後方2番手からのレースとなったマナールは最後方に下がって直線に入ると、大外から追撃開始。同じように後方から伸びたコールマンの前に出ると、好位から抜け出していたトラフィックウォードンも0.07馬身差で差し切った。

 前走のG1ゴールデンスリッパーステークスで2着のコールマンは勝ち馬から1.06馬身差の3着。1番人気に推されていたストームボーイはゴールデンスリッパーS3着からの連敗となった。

 M.フリードマン厩舎のマナールはアイアムインヴィンシブル系タソート産駒の牝馬。2走前のG2スウィートエンブレイスステークスで重賞2勝目を挙げ、前走のゴールデンスリッパーSでは5着どまりだったが、今回は牡馬相手にG1初制覇を果たした。