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 ブンデスリーガの残すところ、あと2試合。土曜夕方に行われる今節のハイライトでは、バイエルン・ミュンヘンがCL常連の強豪RBライプツィヒとの戦いを控えており、翌日開催のボルシア・ドルトムントとしてはそこで引き分け以下であれば、ここまで残留争いを展開するFCアウグスブルク戦での勝利によって、ブンデスリーガ最終節を首位で迎える絶好の機会を手にすることになる。

 この心理的要素は今シーズンの行方を大きく左右するものとなるかもしれないのだが、ただそんな中でボルシア・ドルトムント側に、不安な知らせが届いた。ジュード・ベリンガムが負荷調整のために練習参加を見送っており、ここまでチーム練習参加を果たせていない状況。グラードバッハ戦での終盤に痛めた膝の、その逆である右の方に影響がみられているようで、現時点ではアウグスブルク戦での出場の判断は土曜日に下される見通し。

 仮に欠場となった場合に備えて、エディン・テルジッチ監督は2つの解決策について指摘。その1つ目は「マルコ・ロイス、ジョヴァンニ・レイナ、サリフ・エズカン、ラファエル・ゲレイロといった選手たちは、このポジションでプレーした経験が少なくない」ため単純に入れ替えを行うということ、そしてもう1つは「他のフォーメーションを採用して、プレーする可能性もある」ということであり、そこでたとえば4−2−3−1システムなどの可能性について指摘した。

🎙 Edin #Terzic zum Personal: "Es hat sich im Vergleich zur letzten Woche nicht viel verändert. Jude Bellingham konnte bis heute nicht mit uns trainieren. Da müssen wir die nächsten Tage abwarten. Alle anderen Spieler sind einsatzfähig."#FCABVB pic.twitter.com/c0NZIw019f

— Borussia Dortmund (@BVB) May 19, 2023