連れていくのは「なし」派

 子どもが成長すると、子どもだけで友達の家へ遊びに出かける機会も増えていきますよね。しかしネット上では「子どものお友達が、勝手に下のきょうだいを連れて遊びに来てしまい困った」という声がよく見られます。誘っていないきょうだいも一緒に遊びにいくのは「あり」か「なし」か、世の中の意見をチェックしてみましょう。

 多いのは「下の子も連れてくるのはやめてほしい」「さすがにどうかと思うよね」といった「反対派」の声。特にこういった場合、未就学児のきょうだいを連れてくるというパターンも多いため「何かあっても責任持てないし、連れてこられると焦る」といった意見も。「親が一緒に来るときならともかく、相手の親に子ども2人以上を任せるってひどくない?」「ウチは託児所じゃないんだけど」と怒りの声も上がっています。

 一方で、上の子が遊びに行くときに「どうしても自分も一緒に遊びたい!」と下の子が主張するケースもあります。その場合は「自宅に友だちを呼ぶようにする」という対応をしている人も。お友達のお母さんに「子守を押し付けられた」と思われない気づかいが大切です。

「昔はぜんぜん普通だった」時代の変化を感じる人も

「あり派」の意見を見てみると、「家族ぐるみで仲がいいレベルだったらまあいいかな」「親同士が良く知ってる間柄なら、お互い様って思えるかも」という意見が上がっています。また両親が共働きの場合、下の子を置いて上の子が遊びに行くわけにもいかないというケースもあり、「下の子を連れていかないと遊べないっていう事情も分かる」と理解を示す人も。「自分も助けられた経験があるから、未就学児やきょうだいが多いおうちの子には『どうぞ』と言ってあげたい」などの声も見られました。

 また、もしかすると子ども同士では「下の子を連れてくる」という同意がおこなわれている可能性もあります。さらに相手の親も、自分の子どもから同意をもらったと聞いているのかもしれません。子どもとの状況の共有も大切になりそうです。

 この問題が議論されていること自体に、「昔はぜんぜん普通だったんだけどね」「確かに最近は受け入れられにくいのかな……」と時代の変化を感じる人もいました。お互いに迷惑をかけないためにも、日頃からのルール作りや気遣いを徹底したいですね。

(LASISA編集部)